『サクラクエスト』第25話 感想と総評 町興しの本質を描ききったラスト!ほっこりと温かい最終回だった!

どうもタチバナです最終回です!

国王になった女の子の奮闘を描くTVアニメ「サクラクエスト25話を視聴しました。
ネタバレあり感想総評を書いていますので、未視聴の方は注意してください。

ほっこりと温かい良い最終回でした。
ラストに1期のED「Freesia」が流れたのはグッときましたね!このアニメの最大の功績は「Freesia」を生み出したことだと思ってます。
終わりよければ全て良しという言葉があるように、中身が全然繋がってない気がするし、合併の話が必要あったのかとか色々とありますが、大団円が見れて良かった。

ただ、最終回とは思えない作画クオリティと、先週から続く国王の鼻声・・・笑

25話あらすじ(クリックorタップで表示)
職質を経て前国王は金沢でナウマン市長と合流できましたが、戻ってくる途中にガス欠でエンストしてしまいました。前国王を迎えに行こうとしますが、祭りのため交通規制があり、車が停めてある観光協会まで人ごみをかき分け、とりもち大臣は走ります。そこへ高見沢がデマンドバスで駆けつけ、ナイスなドライビングテクニックで送り届けます。無事に「龍の娘」の舞台が始まり、UMA大臣も「龍の唄」を精一杯歌います。この国の人々の気持ちが一つになり、祭りは大成功しました。翌朝、国王と前国王は王宮でこれからのことと、お互いの決意を固めます。ついに退任式となり、国王はこの一年間の想いを立派に演説します。前国王も、これからのこの国のことを真剣に考えた末、答えを出したのです。五人の勇者は、それぞれの未来を語り合い、一本の桜をこの国の記念樹として植えました。こうしてこの町をちょっとだけ元気にした国王は、自分もたくさん元気になったのでした。(出典:サクラクエスト公式サイト

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サクラクエスト 25話「桜の王国」感想


この無理矢理感!笑
ちょっとしたアクシデントやらを挟んでハラハラを煽りながらの全てが丸く収まり大団円。
お祭りも大成功に終わったし、会長も見せ場を作れたし、5人の行く末も定まって、町も元気になった。
これ以上ないハッピーエンドで、そしてこれ以外あり得ない締め方だったと思います。

みんなで力を合わせて目標を達成する事の素晴らしさを描ききった良い最終回だった。

町をちょっとだけ元気にした。
これが町興しの本質な気がする。これをメッセージとして伝えたかったのかなと思います。
外向きの町興しももちろん大切だけど、内向きの町興しがなによりも大切なんだよということを教えてもらった。

ありがとう国王


会長が泣かせにきましたね。
誰よりも国王のことを気に入ってたと思うし、「いつでも帰ってこーい」にはグッとくるものがあった。
いやほんとFreesiaもこの時のための作られた歌って感じでナイス演出だった。

blankFreesia
アーティスト:(K)NoW_NAME
リリース:2017/06/07

この場所にただいま言うからね~♪

国王の行く末はちょっと予想外というか、そうきたかって感じでスゴイ良かった。
半年かけて町興しとはなんたるかを学んだと思うし、きっと次の町でも人を元気にすることに奮闘していくんでしょう。

最終回のまとめ方は良かったと思うし、最終回だけ見ると良いアニメだったなあと手放しに言える。
尻上がりに面白くなったし、温かいアニメとして楽しめました。

途中何度視聴を止めようかと思ったかわからないけど、終わってしまうとそれはそれで寂しい。
最後まで見て良かった。

サクラクエスト 総評

P.A.WORKSの『花咲くいろは』『SHIROBAKO』に続く「お仕事シリーズ第3弾」ということで期待していたんです。
過去のお仕事シリーズが良かっただけに、多くの人が注目した作品だったと思います。

しかし、今作は期待はずれだったと言わざる得ないと思う。
ストーリーに起伏がなく、全体的につまらないアニメだったと思わざるを得ない。
たぶん途中で切った人が大勢いると思う。

インパクトや色んな設定をつけて視聴者に飽きられないように作られたアニメが多い中、こういう地味なリアルに沿ったアニメも良いんですよ。
平凡でどこにでもいる女の子たちの等身大を描いて、仕事を通じて成長して町興しに奮闘する。良いんですよ。
地味な失敗や小さな成功を丁寧に描いて、平凡な日常の中のドラマを楽しむというスタイルは嫌いじゃない。

ただ、その一種のドキュメンタリーアニメなのに全然リアリティを感じられなかった。
”仕事で奮闘する女の子たち”というより、”サークル活動に奮闘する女の子たち”と言われたほうがしっくりくるくらい働いているという感覚が伝わってこなかった。
その上ストーリーもご都合主義の連発だったし、こんなのあり得ないよという展開が多かったと感じる。

キャラクターの魅力も感じられず、なんというか、キャラクターがストーリーを動かすのではなくて、ストーリーにキャラクターが動かされていた感じ。凛々子の龍の唄なんて特にそう。
その為、キャラクターに感情移入はできなかったし、ドラマ性を感じることもなかった。
後半になってようやくキャラクターが動き出してドラマになっていた感じだった。

地に足のついた物語にならないといけないのに、その足がずっとブラブラしていた印象。
エンターテイメントを捨ててリアル路線に行ったのに、上手くそのリアルを描けなかったそんな作品。

ただ、地方が抱える問題をメッセージとして伝えるということをやり切ったことは評価したい。
「人が変われば、町も変わる」という町興しの本質に切り込んで地味ながらも描ききったと思う。
逆に言うとそれだけだったかな。

というのが全体を通しての個人的な感想です。
終盤は割りと面白かったんだけどね。

あと(K)NoW_NAMEを起用してくれたのがこのアニメの素晴らしかったところですね。
Vocal入りの挿入歌にも期待していたんだけど、そういうのが全然なかったのは残念。
でもOPEDと4曲も新曲聞けたのはハッピー。

ありがとうサクラクエスト。
1話と最終回はとても面白かった。

以上、「サクラクエスト 25話 感想と総評」でした。

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1件のコメント

私は前2作は1.2話で見なくなりましたが、サクラクエストは毎回気になって全て見ました。そういう人もいます…

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