マンガ「進撃の巨人」最新刊の22巻は2017年の4月7日に発売決定!
21巻にかなりの謎が解き明かされ、ついにあの”地下室”の中を見ることができました。
散々もったいつけられた、エレンの父グリシャが残したものが明らかになり、話が大きく進んだ巻だったわけであります。
21巻あらすじ
ライナー、ベルトルト、「獣の巨人」との戦いの末、多大な犠牲を払いながらもエレンの生家へ辿り着いた調査兵団。
その地下室にて、彼らはグリシャが残した3冊の本を手にする。
その本に記されていたのは、グリシャの幼き日の記憶。そして、およそ1800年前、一人の少女が巨人の力を手にしたことから始まる二つの民族の暗黒の歴史。
明かされたグリシャの過去と突きつけられた世界の真実を前に、エレンら調査兵団の進む道は…。
そんな進展した21巻の続きが、ようやく発売されるのでワクワクがとまりません!
待ちに待った22巻なわけであります。
すでにamazonや楽天にて予約受付していますので、チェックしておきましょう。
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進撃の巨人21巻ネタバレ感想
20巻でベルトルトにクロコゲにされたアルミンがなんとギリギリ生きてました。
あんなにクロコゲだったのに「ヒューヒュー」言ってて生きてたことにビックリ。
そして、これまた死んだと思ってたけど生きてる気もしてたエルヴィン団長もご存命。
どちらも巨人になる注射を打たないと死んでしまう状況で、注射は一本。
この究極の選択のやり取りは、読んでいて押し迫る緊迫感が伝わってきましたね。
私情と事情と大義と、あらゆる感情が入り乱れ悲痛な想いがこれでもかと押し迫ってきました。
どっちの選択をしても結局絶望なんてわかりきってるのに、彼らの心境を考えると凄まじい強さだと思いました。
普通のメンタルしてたらとっくに潰れてますよね。
調査兵団に入った時から別れの日々だ
でも・・・わかっているだろ?
誰にだっていつかは別れる日が来るって
とてもじゃないけど受け入れられないよ
正気を保つことさえままならない・・・ツライ・・・辛いよ
わかってる
・・・それでも前に進まなきゃいけない・・・
なぜエルヴィン団長を選ばなかったのか聞かれたリヴァイ兵長が「こいつを許してやってくれないか?」からの「もう休ませてやらねぇと・・・」のくだりの心理を考えると、本当に胸が苦しくなりましたね。
その時のリヴァイ兵長の顔の表情がすべてを物語っている感じでした。
作者の諫山創さんは絵が下手くそと言われていますが、顔の表情で感情を表すのは凄い上手だと思います。
そして、いよいよ巨人の謎が眠る地下室へ。
地下室に眠っていたのは、手記と手紙。ここから一気に物語が進みましたね。
壁の中は写真が存在してなかったのかと驚きましたが、そこで明かにされたのが人類は滅んではいないということ。
なんと壁の外には、文明の発達した世界が広がっていて、巨人は人間だという衝撃の事実が判明。
かなりややこしい話が展開されてましたが、次々と謎が解明されていくテンポに読みながらワクワクが凄かったです。
マンガでこんなに戻ったりすることあったっけ?ってくらい読んでは戻って読んでは戻ってを繰り返して、超スローペースで読んでました。
ここのシーンとセリフが凄い好き。
悲壮感もそうだけど、このセリフ回しは何かに使えるなと思った。
難しい話が展開されましたが、7つに要約すると
1.人類は滅んでおらず、エレン達が住む壁の外にも多くの人が暮らしていること。
2.フリッツ王の祖先は「大地の悪魔」と契約し巨人の力を駆使し、エルディア帝国を築きマーレを滅ぼし大陸を支配していたこと。
3.1700年もの長い年月をかけて、マーレがエルディアを内部工作で弱体化に成功し、エルディア帝国を滅ぼしたこと。
4.エレン達が住んでいる壁は、「パラディ島」と呼ばれる小さな島にあり、フリッツ王を中心とするエルディア人がマーレ人から逃げ込み住み着いていること。
5.パラディ島に押し寄せてくる巨人は、大陸でエルディアの残党が、マーレ人に「楽園送り」されてきた人間だということ。
6.巨人を操る力は全部で9つあるということ。
7.グリシャはエルディア人で、始祖の巨人の力を使いマーレを滅ぼしエルディア帝国の復興を目論んだテロリスト。
話が一気に進みすぎて何が何やら状態ですが、巨人の謎が解明されましたね。
エレンの持つ巨人の力が、今後キーになってくるわけですがここからどうするんでしょう。
巨人を操ってマーレを滅ぼす?
パラディ島に残る?
はたまた・・?
物語が一気にクライマックスに突入しそうな21巻でした。
続きの22巻が楽しみでしょうがない!
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