『宇宙よりも遠い場所』12話 感想 止まってた時間が動き出す

どうもタチバナです。

よりもい”ことTVアニメ「宇宙よりも遠い場所12話を視聴しました。
ネタバレあり感想を書いていますので、未視聴の方は注意してください。

いやこんなん泣くでしょ。タイトル回だったので期待してたけど、文句なしのクライマックスでした。
1話から積み重ねてきたものが全部噛み合ってて見事な風呂敷の畳み方だったし、心が震えるような演出とシナリオには感嘆するほかない。

自分で送ったメールが未読メールとなって積み重なっていくのを見て、やっと母親の死を実感するとか上手すぎる。
止まっていた時間が動き出したような、一種のタイムリープものみたいなところもあってホントに神がかった演出だったと思います。

いやー、ホント傑作回だ。

12話あらすじ(クリックorタップで表示)
母が南極から帰らなかったあのときからずっと醒めない夢の中にいる。その夢は南極に来ることで、母が愛したその場所に行くことで醒めると思っていた。でも南極にやってきた今も夢は醒めることなく続いている。もし母がいる場所に行ってもこの夢が醒めなかったら、そう考えると怖くてたまらない。母の元へと向かう最後の旅が始まる。日本から1万4千キロ。宇宙より遠いその場所へ。(引用:宇宙よりも遠い場所公式サイト)

前回の感想はこちら

宇宙よりも遠い場所 12話「宇宙よりも遠い場所」感想


この辺のシーンが綺麗でめちゃくちゃ良かった。あぁ、南極なんだってもの凄く思えてくる回でした。
これまでとは打って変わってかなり緊張感のある描写が多くて、過酷な南極の恐ろしさが見てて伝わってきた。

きっとしらせのお母さんはパソコンを取りに戻ったんだろうね。
なんというか、その死についてもびっくりするくらいあっさりと流してるあたりが南極が舞台ってのを感じられて、見せ方が上手いなぁと思った。

しらせが母親の死と向き合う旅として、最後どう受け入れることになるんだろうと注目していたけど、それを直接的に母親の死をしらせが実感するんじゃなくて、メールで間接的に実感させたのが素晴らしすぎました。

母親の死を実感するのと同時に、1人で寂しさに耐えてきた自分と向き合えた演出だったと思うし、それが今では友達と一緒に前を向けているという物語の流れも感じさせてくれた。

いやしかし、ホントに凄い旅だなぁ。
一言で青春グラフィティとは言い表せないくらい色々詰まったアニメですね。

次週最終回。過去から前を向けた4人が、どんな南極の空を見上げるんだろう。
総評は来週の最終回を見てからまた書きたいと思います。


ツイッター感想

@nowraido

無慈悲に積み上がっていく未読の数字に初めて心の底から母の“不在”を実感する――何という、何という演出。辛い、でも凄い。

2018-02-05

@Perry_ppp

パスワードは、報瀬の誕生日でしたな。

2018-02-05

@tPSiZEHPr6ZY04t

もうメッチャ涙が出た。
涙腺ゆるいわけじゃないけど、
気持ちが溢れ出す瞬間に涙がでる。

2018-02-05

@AnlmeITOU

今回もやばかった…これで泣かない人は感情がない…友達のために親の形見を一生懸命探してそれでその上一緒に泣くとか最高の友達だよな…今まで見てきた友達系で1番だわ…

2018-02-05

@K_miyaken

本当に構成が緻密すぎてプロの仕業以外の何物でもない。あのしゃくまんえんの使い方ズルくないですか?!あとバナナ。

2018-02-05

@mozyao_bear

宇宙よりも遠い場所12話
今まで見てきたアニメの中でも心に残る回の1つになったかもしれない。
報瀬の迷いやキマリや仲間達との南極での日常からのラストシーンはくる。

2018-02-05

@yata_orangina

南極に行く目的はもちろんお母さんもあるけど大部分は悔しさ、意地だったしらせちゃん。いざ着いてしまって目標や指針がなくなってしまったけど、そこに現実感や新しい意味を与えてくれたのが初めて出来た友達っていう流れがとても綺麗。

2018-02-05

@BanG_Dreamer_

よりもい12話感想
Dearお母さん宇宙よりも遠い場所へ
パスワードより報瀬ママが報瀬を大切に思っていたこと、メール受信で夢から覚めなかった時間が動きだす演出、お母さんが間違いなくそこに居た事実と現実にはもういない事実に嗚咽する報瀬、共感して泣いてくれる友達、感動した

2018-02-05

以上、「宇宙よりも遠い場所 12話 感想」でした。

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