終わってしまった幼女戦記・・・。
最終回である12話の視聴してきましたので、ネタバレありで感想書いていこうと思います。
前話の記事はこちら→「幼女戦記 第11話」感想 見応えある空中戦!ターニャVSアンソン
最終話ということで、いつもより気合入れて見ようとしたら、話の入りがとてつもなく壮大で重厚なBGMで重苦しさ満点で最高だった。
このアニメはBGMが凄いカッコいいのが多くて、めちゃくちゃ好きです。
調べてみたら、音楽は片山修志さんという方が担当されていて、他には「オーバーロード」などの音楽担当をされているようでした。
お名前を覚えておこうと思いました!
さて、最終話は前の話で危惧してたことが、ガッツリ起こってしまった感じでしたね。
デグレチャフ少佐役の悠木碧さんの演技力も輝くものがあったと思います。
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戦争とは、憎しみの連鎖
戦闘やアクションは一切なくほぼ会話のみで終わりましたが、それだけだったのに面白かったですね。
動いてなくても、会話だけで楽しませてくれるアニメって名作だと思う。
日常のほのぼのした癒やしアニメとかではなく、シリアスな戦闘ものにも関わらずってところがポイントです。
「戦争とはこういうもの」という壮大なテーマを説いてくれた最終回でしたね。
憎しみが憎しみを生み、それがひたすらに連鎖していく”復讐の連鎖”。
論理や知識、合理的思考だけではない、感情論の恐ろしさを語るデグレチャフ少佐の凄味に圧倒されました。
レルゲン中佐も、さすがに「お、おぉ。。」みたいな感じになってましたね。
実際、デグレチャフ少佐の言う通りになったことを知ったとき、どう思ったんでしょう。
サブタイトル「勝利の使い方」
それは、勝利した側が、負けた側の憎悪の念を徹底的に消し去らなければ、残した憎悪がまた戦いを生んでしまう、その連鎖をしっかりと絶たなければならないということが言いたかったんだと思います。
中途半端に自分たちの中で戦いを完結させてはいけない。結局それは、一時の勝利でしかないということ。
アルソンの娘メアリーもまた、”復讐の連鎖”の中に組み込まれた哀れな女の子でした。
戦争とは、恐ろしいものですなぁ・・
最後までブレない、神に喧嘩を売る幼女
最終回はこのCパートが一番の見どころだったと思います。
デグレチャフ少佐の神への啖呵!悠木碧さんの迫真の演技力!
1話観た時に声に凄い違和感を覚えましたが、まさかここまでキャラとハマるとは思いもよりませんでした。アッパレ!
ドハマリした声と演説とそしてこのBGMが相まって、素晴らしかったです。
戦争への皮肉をテーマにした物語でしたが、ほんとによくそれを伝えてくれたと思います。
最後の最後までブレない生き様のデグレチャフ少佐に栄光あれ。
良いアニメでした!
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