タチバナですどうも。
心がほっこりするアニメいよいよ最終回!「アリスと蔵六」12話を視聴しました。
ネタバレありで感想と最後に総評を書いてますので、まだ見てない方は注意してくださいね。
いやー、泣けた。
内藤さんが最後に言った言葉「子供が元気だったら、それはいい世界だよ」にやられた。
温かくて美しくて、この言葉の尊さに心を打たれずにはいられなかった。
心地いい感動で心が満腹です。
個性的なストーリーと世界観、そして深いテーマとメッセージ性がアリスと蔵六にはあったと思う。
大きなテーマである「人間賛歌」を描きながら、子供の世界への賛歌、それを守る大人の愛というのが、1人の少女の成長物語から生み出されていた。
アリスと蔵六はそんな温かいメッセージの詰まった極上のSFファンタジーでした。
こんなに美しい物語、そうそう巡り会えるものじゃない。素晴らしいアニメだった。
前回の記事はこちら
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アリスと蔵六 12話「ただいま」感想
紗名が作り出した夢の空間である素敵なワンダーランドをたくさん見れて幸せでした。
ファンタジー全開の優しい世界は魅力的で、見ていてほっこりできました。
羽鳥が歩の大切さを改めて実感して、友情を取り戻すシーンもジーンときて泣けました。
最後まで紗名ちゃんが子供らしくて可愛くて、コミカルな動きがめちゃくちゃツボでした。
ここまで自分のことがわかって意見をいける紗名ちゃんの成長も、1話の頃を考えると本当に感慨深い。
成長してきたんだなぁとしみじみと感動します。
そして迎えにくる蔵六。
ワンダーランドに一喝する蔵六の言葉が効果があるのも、このワンダーランド=紗名であるからでしょう。悪いものではないがゆえに、一気に収束して丸く収まるこの感じ。素晴らしい安心感がある。これがたまらない。
またワンダーランドの扉が開くときが楽しみすぎる。
それは原作の方でこれから味わうとします!
ハッピーエンド星人
この内藤さんが本当にいい味だしてたと思う。この人と一条さんがいてくれたから安心して見れた。
政府もアリスの夢を正式に認めて、共存していく世界になったしこの人たちの仕事ぷりったるや、お見事としか言いようがないですね。
羽鳥ちゃんも悪い魔女をやめることができたし、温かい家庭になってくれることを願う。
でもきっと、このことをきっかけに家族の大切さに気づいて理想的な家庭になるんだと思う。このアニメはそんな世界なのです。
内藤さんの締めの言葉からのランドセルに喜ぶ紗名ちゃんの流れも温かすぎた。
これまでのストーリーを知ってるとグッと来ずにはいられない描写だった。
最後の最後まで温かいハートフルなストーリーでいい最終回でした。
これはー
一人の少女が・・・
「私」になるために
「自分」を探し続ける物語ー
今はもう大丈夫だ。
お前のおかげだな、蔵六。
アリスと蔵六 総評
心がほっこりできる素敵なアニメだった。
そんなアニメとは思えないくらいシリアスも入るけど、全てが温かいところに着地してくれる安心感。
幼い少女の成長がはっきりと見てとれて、危なっかしいところだらけなんだけど少しずつでも前に成長していく姿が尊くて素晴らしくて温かい。
そしてそれを支える頑固おやじ蔵六の存在。
「おれは曲がったことが大嫌いなんだ」と言うしっかりと地に足を着けて生きてきた蔵六の言葉には、感情があって重みがあり胸を打つものがあった。
このアニメのテーマとも言える「家族の愛」が、頑固おやじからじんわりと感じさせられた。
そんな二人が織りなすハートフルなストーリーは素晴らしかったと思う。
頑固おやじと幼い少女という珍しい組み合わせで、個性的で魅力的。
乾いた心がじんわりと沁みるように温かく潤うアリスと蔵六の世界は美しい優しい世界でした。
以上、「アリスと蔵六 12話 最終回感想と総評」でした。
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