マンガ「キングダム」最新刊の46巻は2017年の4月19日に発売決定!
45巻では、41巻から続いた趙国攻略の突破口である黒羊戦にようやく終止符が打たれました。
桓騎将軍の誰もが真似できない戦略にド肝を抜かれつつ、蔡沢の所業に感動し、ラスボスは李牧というのを決定づけた巻だったわけであります。
45巻あらすじ
栄誉か、信念か…!? 残酷な選択の行方は!?
膠着状態の黒羊に青天の霹靂!!
桓騎が紀彗に突きつけた残酷な選択。
全趙将が動揺する中、その決断は!?予測不能の策略戦に決着!!一方、その模様を見据える者は…!?
さらには、咸陽中を騒然とさせる、驚愕の人物が秦王・エイ政を訪ねるが…!?
秦国vs趙国というこれからの中華の命運を分ける戦いが、はっきりと幕開けた45巻。
これから秦国、そして飛信隊はどんな活躍をしていくのでしょう!楽しみで仕方ない!
すでにamazonや楽天にて予約受付していますので、チェックしておきましょう。
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目次
キングダム45巻ネタバレ感想
全体的に戦闘シーンはありませんでした。
しかし、黒羊戦のラストと、李牧の登場、そして斉王が咸陽に来朝するという戦闘以外の内容はとても濃い巻だったと思います。
個人的には戦闘シーンよりも、こういう話が大きく進むシーンを見ている方が好きかもしれません。
あと、論功式典とかめちゃくちゃ好きです。感情移入して、最高にテンションが上がります笑
桓騎にしかできない戦略で黒羊戦は終幕
桓騎将軍の目の付け所がハンパなかったですね。
戦略的に一切関係ないところを落としにいって、それを脅しに使うという正攻法を完全に逸脱した戦法での圧勝劇。
桓騎将軍らしくてサスガだと思いました。
この余裕感と圧倒的クール感は、最高にカッコイイ。
負けるところが1ミリも想像つかない安心感。
が、六大将軍の枠的に桓騎がいたら凄い邪魔な感じがしますよね。
李牧が桓騎の弱点を見つけたとドヤ顔してましたが、これはフラグ立ってるんでしょうね完全に。
どうやって負けるのか、負ける時の負け様がどんなものになるのか、桓騎ファンとしては逆に楽しみです。
桓騎の過去にも少し那貴(なき)が触れて、「桓騎の根にあるのは全てに対する怒り」とか言ってましたが、なんのこっちゃまだ全然見えてきませんが、その辺りが絡んでくるんでしょうきっと。
秦国六大将軍予想!
現状すでに、蒙武と騰は大将軍なのでその座に座っていることになると思います。
では、残り4席。
それはもう、信・王賁・蒙恬の3人は主人公とそのライバルですから、自然とその席に着くのでしょう。
では残り1席。
王翦、桓騎、楊端和がかなり近い位置に今いますよね。
そして忘れてはならないのが、羌瘣!
「戦いの道に身をおくなら、そこの頂上を目指すべきだ。象姉ならそうする。」と言っていたことから、大将軍を目指しているのではと推測されますね。
さて、最後の席の予測は難しいですが、おそらく最終的には楊端和がつくんじゃないですかね。
桓騎はこの巻で李牧に死亡フラグ立てられましたし、羌瘣はやっぱり最終的には大将軍になった信のサポートをするのでしょう。
不気味な王翦と、きらびやかな楊端和は対照的ですが、どちらもふさわしい器だと思います。
しかしやはり女性不在というのもなんだか物悲しい。
なので最終的には、蒙武・騰・信・王賁・蒙恬・楊端和ですかね。
個人的な希望も入ってますが、楊端和のほうが綺麗にフィットする気がします。
途中で戦死者が出るかもしれませんのでまったくわかりませんが、六大将軍がどうなるかめちゃくちゃ楽しみです。
扉絵でその6人の姿とか見てみたいですね!
蔡沢の想い、斉王の決断、政の決意
斉王は見た目の割に、しっかりと民のこととか考えてて人は見かけによらないなと思った。
まったくキングダムでは描かれていませんが、斉国はきっといい国なんでしょう。
1人で敵国にくる行動力や、政の話を色んな視点からみて受け止められる器のデカさ。
そんな人物だからこそ、蔡沢も大逆罪であるにもかかわらず独断で暴挙にでたのだと思います。
そして国の王である2人が会談するシーンでは、政が中華統一する意味を解きました。
それは平和と平等を手にする法治国家を作るための、新国建国のための戦争であるということでした。
あんなにも出口のない戦争に明け暮れている時代に、出口になりうるそんな先のことを見越している政は、まさに大王様に相応しい器でしたね。
ほんとにシビれましたし、気持ちよかったです。
それを聞いている時の斉王と蔡沢の表情や反応がこれまたいいんですよね。
蔡沢はとんでもなくでかい仕事をやり終えて、これからの中華に期待を抱いて逝けたんですから幸せだったんじゃないでしょうか。
立ちはだかる李牧
でもね、李牧って悪いやつじゃないんですよ。
彼も戦は悲劇そのものという考えで、”戦の根絶”を心から願うものなんです。
戦のない世界を求めてるという点では同じなんです。
そしてその李牧が提案してきたことは、国同士が手を取り合って平和の道を進む同盟という選択肢。
李牧はなにもおかしなことは言っていませんし、めちゃくちゃ正論で現実的な話をしていました。
だって、今現実世界も李牧の言っている世界と相違ありません。
戦で一回更地にして新しい国を建てるという、血の流れまくる政のやろうとしていることの真逆で、無益な血は一切流さずに中華から戦をなくそうとしているんです。
しかし、政は法治国家にしないと意味がないという考えでした。
思ったんですが、これって政と李牧の考えを合わせたものが、今の現実世界そのものではないでしょうか?
法が国を治め、国と国が手を取り合って平和の世界を作り上げる。
まさにこの2人の理論を掛け合わせたものが、理想の未来なんだと思います。
どちらも間違っていないんです。
だからこそ、戦うわけですね。
期待の新人
とんでもない弓使いの兄弟が飛信隊に加入する流れでしたね。
これで飛信隊も戦力アップになるんでしょう。
このお兄ちゃんの絵がめちゃくちゃポップなので、たぶん重要キャラになるんでしょう笑
明らかに書き分けられています。弟がどこかで戦死してさらに覚醒とかしそう!
飛信隊の最重要な戦力って、今のところ信・羌瘣・河了貂くらいでしょう。
そこにこの弓のお兄ちゃんも加わるんではないかと予想しておきます。
巻末のおまけマンガ「お守り」
これがおまけだなんて!!!
信と羌瘣の絡みなんて、ファンなら絶対に見たいシーンだと思います。
これを巻末おまけマンガだなんてズルイよ・・・笑
もっとこういう恋愛的な要素も本編で見ていきたいですね。
個人的には信x羌瘣が最高だと思ってます笑
はぁ、キングダム面白すぎ。
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