誰もが知っている不屈の名作ドラゴンクエストシリーズ。
そんな国民的RPGドラクエシリーズの最新作であるドラクエ11が発売されるとあって、注目度はめちゃくちゃ高い。
この記事では、そんなドラクエ11の発売日や、新要素など主なゲーム内容(特徴)についてまとめてみたよ。
●2017/5/15:新しいゲームシステム「モンスター乗り物」を追記。
●2017/5/25:新しいゲームシステム「ふしぎな鍛冶」を追記。
●2017/5/26:新しいゲームシステム「旅の寄り道」を追記。
●2017/6/5:関連動画を3本追加。
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目次
ドラクエ11とは
ドラクエ11は第1作から続くタイトルの正式な続編で、前作のドラクエ10の発売から約3年ぶりの新作になる。手掛けるのはもちろんスクウェアエニックスだ。
ドラクエシリーズの生みの親である堀井雄二氏が作ったストーリーで今回も開発されており、キャラクターデザインはもちろん鳥山明氏、音楽はすぎやまこういち氏がこれまで同様引き続き担当。
テーマは「原点回帰」
正式名称は「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」
ドラクエシリーズが今年で30周年を迎えるということで、「30周年の思いをこめた。物語的にも、時を絡めたものになっている」と堀井氏がサブタイトルについて説明されていた。
オンラインには未対応
前作のドラクエ10がオンライン専用だったことから、ドラクエ11がどういったスタンスになるか注目されていたが、今回は原点回帰ということで10以前と同じように完全なるオフラインゲームとなっている。
堀井三ヶ条が忠実に守られた作品になるということだ。
堀井三か条とは?
- マニュアルなしで 誰でも気軽に手軽に遊べる わかりやすさ
- コンピューターの冷たいイメージを感じさせない 温かさ
- プレイヤー自らが主人公になって物語を体験してもらう ワクワクする冒険感
複数ハード対応(PS4,3DS,ニンテンドースイッチ)
堀井氏の「いろんな人に遊んでほしかったのでこういう決断になりました」ということで、ドラクエ11では複数ハードに対応することになっている。
具体的には、「ニンテンドー3DS」と「PlayStation4」向けに開発が進められていて、後付で「Nintendo Switch」での発売も発表された。
これまでドラクエシリーズは、任天堂かソニーいずれかのゲーム機専用として作られてきたので、今回が初めて任天堂とソニーが同時にフィールドに立つことになる。何気にこれは他のゲームでもなかったことなので衝撃的な革命だと言わざる得ないのではないだろうか。今後これにより、ハードの垣根を越えたソフトが誕生することも珍しくなくなるのかもしれない。
ドラクエ11の発売日と予約・入手方法
スクウェアエニックスの公式発表にもある通り、ドラクエ11は2017年7月29日に発売。
価格はハードごとに異なっており
PS4(パッケージ版/ダウンロード版):8,980円+税
3DS(パッケージ版/ダウンロード版):5,980円+税
となっている。
早期購入者(2017年8月28日まで)には特典がついており
- 戦闘後に入手する経験値が増えるイケてるベスト「しあわせのベスト」
- 戦闘後に入手するゴールドが増える金ピカのベスト「なりきんベスト」
の2つがもらえるコードがついている。
ダウンロード版は問題ないが、パッケージ版は初回生産分を購入でしか手にはいらないので売り切れてしまうと期日までに買っても手に入らない。そして、アイテムコードを入力するにはそのハードでのインターネット接続環境が必要となる。
なお、ニンテンドースイッチ版に関しては発売日及び価格は未発表である。
情報が入り次第更新していく予定。
Amazonや家電量販店の予約はすでに始まっている。
初回生産分はいつ終わるかわからないので、早めに予約しておいたほうがいいかもしれない。
PS4ドラゴンクエスト ロト エディション
ドラクエモデルのPS4とパッケージのセット販売も数量限定販売されている。
コンセプトは「伝説のロトのPS4」
ロトブルーにカラーリングされロトの紋章をデザインした特別モデルとなっており、PS4に装着可能な「はぐれめたる」USBカバーフィギュアと『ドラゴンクエストⅢ』の「アレフガルドにて」が流れるオリジナルのテーマが付属し、「ドラゴンクエスト」の世界観をより一層引き立てる特製の宝箱風ボックスに収納された商品。
普通のPS4(1TB)が34,980円+税なので、セットにするとかなりお得な内容となっている。(普通のPS4と購入すると34,980円+ソフト代8,980円で43,960円+税となる)
もちろんドラクエ11の早期購入者特典は付いている。
しかし数量限定の為、現時点ですでに正規の値段で買うことは難しくなっているかもしれない。
3DSドラゴンクエスト はぐれメタルエディション
こちらはドラクエモデルのNewニンテンドー2DS LLとパッケージのセット。数量限定販売となっている。
はぐれメタルの立体感が表現されており、まるで実際のはぐれメタルがNewニンテンドー2DS LL本体に乗っかってくれているように作られている。
マットな質感の黒部分にはモノグラム風のスライム、ドラキー、ちいさなメダルなどのデザインが施されていて、ドラゴンクエストXIの紋章も見受けらる。さらに本体内側の左下にははぐれメタルのイラストが描かれている。
上画面はLLサイズの4.88インチとなっており、3DSLLとまったく同じ大きさとなっている。
3D機能を削ることにより、価格を大幅にダウンさせ、軽量化も図られている。
簡単に言うと、3DS LLの3D機能を取り払ったものがNewニンテンドー2DS LLとなる。価格は14,980円+税
もちろんドラクエ11の早期購入者特典は付いている。
予約は始まっているが、こちらも正規の値段で買うことはすでに難しくなっているかもしれない。
PS4と3DSでの違い
基本的なストーリーはPS4版も3DS版もまったく同じになっている。
ただし見た目や遊び方は大きく異なっており、堀井氏いわく「それぞれのハードの特徴を最大限に生かした」形となっているとのこと。
ではどういう違いがあるのか詳しくご紹介していこう。
なお敵との戦闘については、PS4版も3DS版も、これまでと同じ「コマンド入力式バトル」が採用されている。
PS4版の特徴
PS4版では、過去作をはるかに上回る「美しい3Dグラフィック」で冒険を楽しめるのが特徴。
3Dで描かれたフィールド内では、ジャンプで塀の上に飛び乗ったり、建物の屋根から飛び降りたりと高低差の活かした3D空間の探索が楽しめる。
また、モンスターとの遭遇は、今では恒例になった「シンボルエンカウント方式」を採用。
フィールドやダンジョンを徘徊しているモンスターに触れると戦いが始まる。
さらに、戦闘システムが選べるようになっており、キャラの視点を自由にできる「フリー移動バトル」と臨場感あふれる戦闘の「オートカメラバトル」の2種類の戦闘タイプが楽しめる。
コマンド入力式バトルなので、動き回ってなんの意味があるのかハッキリ言ってよくわからない。
これまで通り遊びたい人は、オートカメラバトルで問題ないと思う。
3DS版の特徴
一方、3DS版は上画面に3Dグラフィックを、下画面に2Dのドット絵を表示し、プレイヤーは3Dでもドット絵でも、どちらでも好きな方を選んで遊ぶことができる。
懐かしさを感じたい人は2Dのドット絵で楽しむのがいいかもしれない。
また、モンスターとの遭遇は、3Dの場合は「シンボルエンカウント方式」で、2Dの場合は「ランダムエンカウント方式」になっている。
ランダムエンカウントはフィールドを移動していると急にモンスターに遭遇して戦いが始まる昔ながらの方式だ。
3Dと2Dの切り替えは随所にある教会で行えるとのこと。
原点回帰という点では、この3DS版がまさにそんな感じになっているのではないだろうか。
特に2Dのドット絵で最新のゲームがプレイできるのだから、ファンとしては嬉しいところ。
ドラクエ11のストーリー
伝説の「勇者」の生まれ変わりとして、主人公は、広大な世界へと旅立つ。
穏やかなイシの村で育った主人公は16歳となり、村のしきたりである成人の儀式に望む。
そして自分は、かつて世界を救ったとされる「勇者」の生まれ変わりであり、
大きな使命を背負うものだと知る。
勇者とは何か、勇者の使命とは何かを知るため、故郷を旅立つ。
そして、勇者は悪魔の子と呼ばれた!!
デルカダールに行けばすべてが明らかになるのだという母の言葉をもとに
やがて主人公は、デルカダール王のもとへ。
「勇者」であることを告げる主人公に
デルカダール王は「勇者」とは何者なのかを語りだした。
デルカダール王が語った内容はまさかのものだった。
勇者は悪魔の子である、というのだ。
王の言葉に反応し、主人公に立ちはだかる兵士たちと、突きつけられる剣。
一体これはどういうことなのか。
伝説の「勇者」の物語は、急展開を見せ動き出す。
主人公の運命や、いかに──!?
広大な世界を彩る様々な冒険の舞台
ワクワクする冒険感を感じられるように、とても魅力的な世界観が作り込まれている。
そんなドラクエ11の魅力を一部紹介していくよ。
町
耳寄りな情報と便利な施設が集うところ、それが「町」
町にはたくさんの人々が暮らし、お店や便利な施設がある。
町の人に話しを聞いて情報を集め、装備品や道具を買って旅の身支度をととのえて目的地を目指して旅立とう。
フィールド
フィールドには草原や雪原などさまざまな環境が広がり、多種多様なモンスターが姿を見せる。
時間や天候によっても変化を発見できるので、すみずみまで探索してみよう。
今作で初登場となるモンスターも多数用意されているみたいなので、楽しみなところだ。
ダンジョン
多くのモンスターが巣食う危険な場所、それが「ダンジョン」だ。
ダンジョンには貴重なお宝があったり、凶悪なボス級モンスターが潜んでいることも。十分な準備をして探索に挑もう。
ドラクエ11の特徴・新要素
新たな冒険には様々な要素が盛り込まれることになった。
これまでの良さを残しつつの新要素になっており、新しいゲームシステムにはワクワクせずにはいられない。
まだ一部だけど、分かっている範囲で紹介していくよ。
スキルパネル
ドラクエ11では、より自由な育成ができるようにスキルパネルが採用されている。
レベルアップなどで獲得したスキルポイントをパネルの中で割り振って、特技を習得したり、能力値アップの効果を得られる。
これにより、人によって様々なスタイルが生まれ、個性あふれる自分だけの育成が楽しめるようになっている。
育成のしかたで戦いかたもガラリと変わるため、このスキルパネルによって奥深さがより増した気がする。やり込み要素となるポイントでもあると思うので、楽しみで仕方ない。
個人的にFF10のスフィア盤での育成に通ずるところがあるのではないかと感じた。正解のない自由な育成で個性が出せるっていうのがいいよね。
ふっかつのじゅもん
なんと懐かしの機能がドラクエ11に復活。
テーマである「原点回帰」がこういうところでいかんなく発揮されていますね。
ドラクエシリーズで”ふっかつのじゅもん”が使われていたのはドラクエ1と2以来ですから、ほんとに30年ぶりの復活ということになる。
つまりこの機能を使ったことのある人はすでに40を超えていてもおかしくないよね。
おそらく今の若者は知らないと思うし、自分も聞いたことはあるけどよくわからないものだったので調べてみたよ。
セーブ機能がなかった時代に採用された方式で、中断したゲームを再開するためのパスワードの呼び名を「ふっかつのじゅもん」と呼んだ。特定の文字の羅列を入力することで、今まで進めてきたところから再開できる仕組み。
セーブがなかったってのがまず凄いよね笑
セーブ機能のある現代ではまず必要ない機能だしなかなか使い所のない機能だと思うけど、懐かしさを感じてもらおうとする制作陣の心意気が感じられる
もしかしたら、裏技的なコマンドも用意されているかもしれないね。
新バトルシステム「ゾーン」
戦闘で登場する新たなチカラ、そのひとつが「ゾーン」と呼ばれるシステム。
ゾーンとは集中力が高まった状態で、戦闘能力が一時的にアップする状態のことを言う。敵の攻撃を受けたりすることがきっかけとなって、主人公たちはゾーン状態に入り、ピンチをチャンスに変えるチカラとなる。
【3DS版スクリーンショット】
新バトルシステム「れんけい」
ゾーン状態に入ることで、さらなるチカラを得られ「れんけい」が発動できる。
仲間たちがチカラを合わせて、強力な連携技を放つことができるようになるこのワザは、強敵に勝利できるカギになる。なお、「れんけい」で繰り出せる技は、仲間の組み合わせや覚えている呪文・特技、さらにゾーンに入った仲間が何人いるかによって異なる。
【3DS版スクリーンショット】
モンスター乗り物
特定のモンスターを倒すと、乗り物として乗ることができるようになる。
これにより、普通では進めない道も、モンスターのチカラを借りて突破することが可能になる。
【3DS版スクリーンショット】
ふしぎな鍛冶
ドラクエ11では装備品を作成したり強化することができるようになった。
作成というからには、店売りのものよりも強力だったりするのだろうか。
レシピは本棚などから、素材はフィールドなどで見つけることができる。
ふしぎな鍛冶はミニゲーム形式になっているようで、自分のさじ加減で仕上がりが変わる模様。
装備品作りに成功すると手に入る「うちなおし宝珠」は、装備品を強化できる貴重なアイテムとなる。
強化だからといって、失敗しても装備品がなくなることはない。気軽に装備強化に挑もう。
旅の寄り道
ドラクエ11の世界には寄り道できるところがいっぱい。
これまで同様おなじみのカジノはもちろん、初登場となる寄り道(ミニゲーム)がたくさん用意されている。
冒険をより楽しくする寄り道について紹介していきます。
ウマレース
とある国ではウマを使ったレースが盛んにおこなわれている。
騎手となってウマレースでのチャンピオンを目指そう!優勝すれば豪華な景品がもらえる。
タイムが残るのでタイムアタックとしてやり込むことも可能。
カジノ
夢の大当たりを狙ってカジノで一攫千金!
カジノでは手持ちのゴールドをコインに換えて、スロットやルーレット、カードゲームなどのミニゲームを楽しめる。
増やしたコインは豪華な景品と交換ができる。貴重な品を獲得できるチャンス。
クエスト
世界には悩みを抱えている人がたくさんいる。
そんな人たちを助けてあげるのも勇者のつとめ。うまく悩みを解決してあげられれば、お礼の品をもらえる。
ちいさなメダル
世界各地でときどき見つかる「ちいさなメダル」。
世界のどこかにいるこのメダルを集めている人物に持っていくと豪華なごほうびをくれる。
メダルを集めて、ごほうびをゲットしよう。
関連動画
オープニングビデオ
『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』のオープニング映像となっている。
映像に音楽と素晴らしく、ドラクエファンなら鳥肌もののワクワクしたビデオになっていると思う。
2分43秒にドラクエ11の世界観が存分に描かれている。要チェックだ。
プロモーションビデオ
『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』の2機種混合プロモーション映像となっている。
ドラクエ11の内容が描かれていてストーリーの流れをつかめる映像。れんけいのシーンがめちゃくちゃカッコよかった。
PS4版プレイ動画
Vジャンプ編集部が先行プレイしたスペシャル動画。
冒険の街を探索している様子が楽しめる。PS4でのドラクエ11の世界観と操作感をチェックできる。
3DS版プレイ動画
こちらもVジャンプ編集部が先行プレイしたスペシャル動画。
2Dモードと3Dモード、両方のプレイしている様子が楽しめる。
ドラクエ11特別WEB映像「あの頃、僕らは勇者だった」
スクエニから公開されたCMのようなWEB限定の特別映像。
懐かしさとドラクエをハマってる時の気持ちが思い起こされる感動できる動画だった。
壮大なドラクエの音楽が心にくる。
まとめ
色々と紹介してきたけど、まさに原点回帰というに相応しい内容になっていて、これまでのドラクエシリーズらしさを存分に楽しめる内容になっているのではないでしょうか。
それでいて新しい要素も散りばめられていて、最新のドラクエとしてこれまでと遜色のない出来栄えになっていると思う。
ハードごとに、そのハードを活かした特徴を盛り込んでいたり、オンラインが主流の時代にあえてのオフライン一本で行く姿勢などには本気っぷりを感じずにはいられない。
スキルパネルシステムを導入することによって、奥深さややり込み要素も作り出せていて、ライトユーザーだけでなくコアなヘビーユーザーにも楽しめる仕様となっている気もした。
個人的にはニンテンドースイッチで遊びたいなと思っているので、こちらの情報にも大注目。
また情報が入りしだい、この記事は更新していく予定。
以上、「ドラクエ11の発売日と、ゲーム内容についてまとめ」でした。
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