とろけるタチバナですこんばんわ。
中学生の青春を描くTVアニメ「月がきれい」10話を視聴しました。
ネタバレありで感想を書いていますので、まだ未視聴の方は注意してください。
今回凄かった!いやもう凄かった!
終盤のラブラブシーンの破壊力はそれはもう筆舌に尽くしがたい。
中盤の過去最高級のすっぱさを味あわせてからの、あのとろけるような甘さ。
下げて上げるという手法は、心理学においてもかなり有効な手法らしくこれをゲインロス効果というらしい。
このゲインロス効果を上手く使った演出はお見事としか言いようがなかった。
まったりと口に広がってくるようなたまらない甘さで、いよいよ甘味を感じられるレベルになってきた。雑味がなくて、ほんとに上品に甘いから最高なんですよ。
喧嘩してギクシャクしてるシーンみてるときは、梅干し食べてるときみたいな顔しながら見てましたよ。最近、極上に甘かったゆえにこれがまた一段とすっぱくて辛かった。
茜ちゃんがべにっぽに涙落としながら泣いてるシーンなんて、もう眉間のシワがえらいこっちゃですよこっちは。
小太郎のクソガキいい加減にしろよとか思ったけど、冷静に考えると彼らはまだ中学生なんですよね。当たり前のようにガキなんですよ。だから見守ってあげないとダメなんですよ。
見守ってるとあら不思議。こんなにも甘酸っぱい青春を謳歌している。
月がきれい10話あらすじ
「引っ越すかもしれない」茜は引越し先の高校の推薦入試を受けることになり、小太郎もその高校を受けると言い出す。動揺の中迎えた川越祭り、陸上部のメンバーと遊びに来た茜は、山車で舞う小太郎の姿に見惚れるが…。
前回の記事はこちら
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月がきれい 10話「斜陽」感想
引っ越しに対してどういう展開になるんだろうと思ってたら、普通に小太郎さんが追いかける形で高校を選ぶ感じに。
女を理由に高校を選ぶなんてどうなんだという気持ちもあるけど、中距離恋愛でモヤモヤすることなく、ひたすらに甘い路線でいくという制作陣の強い意思が感じられた。
見てるタチバナも、ひたすらの甘さを求めてるのでグッジョブと言わざる得ない。
川越祭りの様子も細かい作画で丁寧に描かれていて臨場感があった。
見てるこっちまでお祭りの楽しい雰囲気を感じられてとても良かった。
陸上部で来ているので、ついに比良君の見せ場も迫ってきていた。
素晴らしいご都合主義で2人きりになった比良君の温め続けてきた告白シーン。
中学生でこれだけしっかり告白できたら立派ですよ比良君は。
ちゃんと言っときたかったと悲しそうな顔で言う比良君に少しだけ胸が傷んだ。
良い奴だった比良・・・。サラバ・・・。
でも彼は絶対モテるやつなので、感情移入してこっちが悲しむ必要はないかもしれない。
千夏ちゃんの告白シーンもあるかなと思ってたけど、そっちはどうやらもうなにもなさそう。
フェードアウトしていく失恋コンビは、厄介な存在でしかなかったけど、物語的にはいいスパイスになってくれていたと思う。
比良君視点のスピンオフで、鬱展開な月がきれいも見てみたいところ。
小太郎の嫉妬
比良君と2人きりでいるところを見てしまった小太郎の嫉妬がひどかった。
でもこの余裕のなさが等身大の中学生という感じでリアルだったんだと思う。
逆に、噂になってたやつと彼女が2人きりで祭りにいて嫉妬しないほうがおかしいくらいだよね。
茜ちゃんはまったく比良に気がなかったみたいで、嫉妬されてることにすら気づいていないようだった。
この2人のすれ違いと、茜ちゃんが心を痛める描写は辛くて仕方なかった。
哀調あるピアノのBGMと、やかましい祭りの音が混ざりあって抜群に雰囲気が出ていて素晴らしすぎた。
こういう演出が神がかってて、グっと月がきれいに引き込まれる。
夜、一人で女の子を帰らせるのはほんとに止めてほしいよね。
頼むから喧嘩しても口聞かなくてもいいから送ってあげてほしい。
挿入歌「fragile」
出ましたよまたアラサー世代タチバナのツボを抑えてくる演出。
ELTの「fragile」 クリックでYouTube視聴
どんだけ月がきれいはアラサー世代喜ばせたいんだよ。
そのBGMの中での最高に甘いシーンは、別格な幸福感があった。
初めて茜ちゃん主導での甘い展開はたまらなかったし、キスしてくる茜ちゃんの圧倒的な可愛さ。
声優さんの演技も本当に上手くて、最高にドラマチックで甘美なシーンだった。
思ったけど、素で下げて上げるゲインロス効果を利用してる小太郎さんまじで半端ねえ。
言ってることもやろうとしてることもイケメンだし、凄い器ですね・・・。
もうこれでもかというくらいラブラブだけど、ここから後2話。
小説のこと、進路のことを描いていく感じかな。
次の甘ーい展開にも期待してます。
第10話のラスト、安曇くん「ずっと一緒にいたいし…本気だから」水野さん「ありがとう…うれしい」の橋、氷川神社の裏の「氷川橋」!!
第8話の最後と同じ橋です。あの思い出の場所でまたこんなのやられたらもうね…ほんと純度が高すぎてもうだめです… #tsukigakirei #月がきれい pic.twitter.com/Y4iN8VtDsi— XIAORING@橋本技術研究所 (@XIAORING) 2017年6月15日
第10話『斜陽』は盛り沢山でしたねっ!最後は胸熱過ぎて汗がたくさんでました笑 宣伝の私は、みなさんとほぼ同じタイミングで観ましたので興奮冷めやらぬ感じです。 次は土曜26:28にMBSさんですね!お楽しみに☆じゃっく
— 「月がきれい」アニメ公式 (@tsukigakirei_tv) 2017年6月15日
TOKYO MXで第10話「斜陽」をご覧下さった皆さん、ありがとうございました。川越の秋は川越まつり。舞台をこの街に決めた2年前、我々はこのお祭りについて何も知りませんでしたが、昨秋のお祭りでは監督がこんな姿で取材をするほどに。 pic.twitter.com/nrBsa1Y5hz
— 「月がきれい」アニメ公式 (@tsukigakirei_tv) 2017年6月15日
以上、「月がきれい 第10話 感想」でした。
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一生懸命走ってるとこ、いつも見てたから。
なんで安曇。
俺のほうが絶対水野のこと良く知ってる。
ずっと始めから、ずっと一番好きだ。