アンダーグラウンド系ってどれもこれも闇が深いですが、その分凄まじいドラマが詰まってるんですよね。なので、刺激がほしいときには持って来い!
ネタバレしないように感想/レビューを書いていますので参考にしてください。
それではどうぞー!
目次
面白いおすすめの裏社会・アングラ系漫画ランキングベスト10!
10位:職業・殺し屋。
『職業・殺し屋。』そのホームページで逆オークションにより殺しの依頼を安く落札し、依頼を実行する殺人集団。主人公である志賀了も、「この世で最も卑しい仕事」職業・殺し屋。の一人である。殺人の快楽を求め、彼らは人を殺め続ける。
人殺しが趣味とも言える集団が主人公たちで、まさに外道と言える悪人を成敗する様がひたすら描かれています。登場人物全員まともじゃなく、ダークな世界を変に取り繕うことなく表現しているので臭さがないんですよね。どう考えても擁護のしようがない悪人が徹底的にやられているのでかなり爽快です。暴力もエロもやりたい放題の漫画になっていて、テンポも良くアクションシーンも軽快なのでお気に入りです。
殺し屋達の仕事と依頼者との複雑なドラマが面白い!
9位:バウンスアウト
東京、六本木。すべての欲望が溢れ、乱れ、踊るこの街に、ひとりの不良少年が降り立った。そこで目撃するのは、これまでにない大きな地殻変動。利権を非顕在化し、暴排条例のため地下に潜った“不良”たち。暴力とカネという地下水脈は、警察の目が届かないところで激流となり、少年は否応なく飲み込まれていく――。新しいタイプのアウトローが蠢く現在の“ロッポンギ”を舞台に描く、堂々のネオ・クライム・アクション!!
クラブでの揉め事を解決する人たちのことをバウンサーといい、そのバウンサーになった主人公を描いた作品。関東連合の事件をモチーフにしたかなりバイオレンスな内容で、ヤクザや半グレなどわらわら出てきます。面白くて先が気になる展開になってるので読みだしたら止まらないです。
ハラハラとスリリングな漫画になってます。
8位:闇金ウシジマくん
他の金融機関が見捨てた、返済能力に欠ける人間相手に暴利を貪る「闇金融」。そんな業者の一つカウカウファイナンスは、法定金利を遥かに超える「トゴ(10日で5割)」は当たり前、ギャンブル狂には1日3割もの高利で金を貸している。そして若き社長・丑嶋自ら陣頭指揮を執り、今日も徹底した取り立てで業績拡大に邁進する…。
作者が綿密に取材した上で作られるストーリーはリアリティあって、とにかく話に容赦がない。基本的には後味は最悪なんだけど、リアリティのある恐ろしさにハラハラしてどんどんのめり込んでしまうんです。借金やギャンブル依存症の恐ろしさなどをストレートに伝えてくれるし、極限状態の人間や必死さを鮮明に感じ取ることができる。
アングラな世界の怖さを垣間見れる作品です。
7位:嘘喰い
お人好しの青年、梶は、些細なきっかけからギャンブラー、貘と知り合う。獏の狡知と大胆さ、魅力に惹かれて仲間となり、成長していく梶。だが、獏は日本を影から牛耳る闇の賭博組織「賭郎」で命懸けの賭けを楽しみ、「嘘喰い」の通り名で無敗と言われた伝説の博徒だった。
暴力あり、ギャンブルありの博打漫画。伏線がしっかりと散りばめられていて構成力がスゴイと思わされる。さらにミスリードまで誘わされるので先の読ませない展開と裏社会の緊張感のある雰囲気がハラハラドキドキと楽しめます。心理戦が好きな人や、やられた!と唸るような漫画が読みたい人におすすめできます。
命のかかった心理戦がめちゃくちゃ面白い!
6位:土竜の唄
表向きには懲戒免職となった玲二が、署長の酒見から命じられた超極秘任務。それは“モグラ(潜入捜査官)”となってヤクザ組織に潜入することだった!問答無用かつ傍若無人な教育係・赤桐一美のシゴキを耐え抜き、玲二は一人前の“モグラ”として認められることが出来るのか…!?
ヤグザ組織に潜入する警察官のお話。ヤグザの裏側を暴いていく過程で、組の中でどんどん信頼される存在になっていきヤクザにはヤクザの事情があってその狭間で揉まれる様子がスリル満点で非常に面白い。サスペンス要素も満載で、絶体絶命の中あの手この手で状況を打破していくのは非常に気持ちいい。かなり長期連載ですが、マンネリを感じさせない展開の連続で常にシビアな話が続いていて飽きない。人間ドラマとしての質は非常に高いと思います。
極道と警官という相反する境遇の両方に身を置きながら進む展開はめちゃくちゃ面白いですよ!
5位:クロサギ
すべては喰うか、喰われるか―― 詐欺に遭った父が起こした一家心中で、ただ独り生き残った青年・黒崎が、詐欺師を騙し返す“クロサギ”となって立ち向かう戦慄サスペンス!!
詐欺師を詐欺にかけるというかなり頭脳戦が繰り広げられるクライム作品。法律など知識面でも勉強になる上、解説も分かりやすく難しくなりすぎてないところが素晴らしい。手口のリアルな描写や馴染みの薄いアイテムなど見ていて非常に面白くて興味をそそられるんです。社会悪である詐欺師を落とし入れる様は爽快で気分が良いです。ダークヒーローものとしてもおすすめできます。
詐欺に対する認識や、理解が深まっていきます。
4位:ギャングース
オレオレ詐欺団の金庫を狙え!職なし、学なし、犯罪歴あり。社会に見離された最底辺少年トリオが、生きるために選んだ仕事は“ヤバイ橋”。裏稼業・悪徳業種の収益金(アガリ)を狙う闇の窃盗団を結成した!犯罪結社(カンパニー)の金庫を叩き、建築資材窃盗団の倉庫を荒らす。義賊?ただの犯罪者?彼らは毒を持つ者を喰らう小動物。【※この漫画は実話を基にしたフィクションです。ただし犯罪の手口はすべて実在しますので、ぜひ防犯に役立てて下さい。※】
少年院で出会った3人組が窃盗団を結成し、被害届を出せないような犯罪者を対象に窃盗や強盗で生きていくストーリー。アウトローがアウトローを落とし入れる痛快な内容なんだけど、かなりコメディやギャグに寄せて描かれているので非常に明るい。まるで青春を謳歌しているような3人がめちゃくちゃ魅力的なんです。犯罪手口がリアルであった事件を元に描かれているので、防犯の意味でとても勉強になります。知識として知っておいたほうがいいくらいの内容なのでおすすめです。
現代社会の闇をえぐった素晴らしい作品!
3位:ザ・ファブル
“寓話”と呼ばれし、風変わりな“殺しの天才”が、この町の片隅にひっそりと棲んでいる──。殺しのプロとして“一般人”になりきれ!野蛮で、滑稽な、大阪DAYS。『ナニワトモアレ』&『なにわ友あれ』の南勝久、銃撃最新作!!!
天才的な殺しの技術を持つ男の物語。ギャグも満載で、かなりアングラな世界観なんだけどめちゃくちゃ笑えます。殺し屋が普通の生活に溶け込んでいく姿が面白いんですよね。だからシリアスと緩急がついてスリリングな展開にグイグイ引き込まれて止まらなくなります。新しい殺し屋像がこの漫画で見ることができると思います。
キャラの魅力が半端ないです!悪役にも魅力がある!
2位:哲也~雀聖と呼ばれた男~
昭和20年――終戦。16歳の哲也は生きる希望を見失うが、博奕場の真剣勝負を体験することで気力を取り戻す。もっと強くなりたい!もっと勝負がしたい!そんな哲也は運命の糸に導かれて、進駐軍の米兵が支配する横須賀の裏通りに向かった。命をやり取りする闇麻雀の世界で、駆け出しの“坊や哲”は生き残れるのか……。
麻雀漫画といえばコレ!戦後の混乱期を舞台に、喰うか喰われるかの賭博人生のドラマを描いた作品。全自動卓のない手積みの時代だからこその麻雀は、もはやイカサマ合戦。玄人たちの生き様が熱く伝わってきます。ギャンブルにおける繊細な心理描写や駆け引きは見応えたっぷりでめちゃくちゃ引き込まれると思います。麻雀がわかる人なら是非読んでほしい作品です。
麻雀漫画の金字塔!麻雀好きは絶対読んで!
1位:新宿スワン
東京新宿歌舞伎町――。スカウト会社バーストの見習い社員となった白鳥タツヒコ、19歳。街角でギャルに声かけて、お水のシゴトを斡旋し、紹介料でメシを食う。そんな歌舞伎町ディープビジネスの世界に飛び込んだ主人公を待っていたのは何よりもカネがモノをいう弱肉強食の掟だった…!!
女性に夜の仕事を紹介する新宿のスカウトマンのお話。作者が本当に新宿でスカウトマンとして働いていたことがあるのでめちゃくちゃリアルなんですよね。主人公の成長と、ケツモチであるヤクザの派閥争い、そして衝撃的なラストは読み応えが凄いです。話にもの凄くリアリティがあってグングンとのめり込みます。裏社会の知らない部分が赤裸々に描かれているので色々と知ることができると思います。夜の世界、裏の世界、義理と人情、そして人の優しさ、色んな表情を見せてくれる漫画です。
しっぽの掴み合いがなんかリアルなんです。引き込まれます。
最後に
いかがでしたでしょうか。
裏社会・アングラ系漫画は恐ろしくもあるんですが、どれもこれもドラマ性が凄いです。
だから物語にどっぷり浸れて、時間を忘れて読みふけってしまうことになるんだと思います。
そんな数ある裏社会・アングラ系漫画の中でも、読んでみて面白かった作品をご紹介させていただきました。
共感していただけたり、新しい発見があれば嬉しいです。
以上、「おすすめの裏社会・アングラ系漫画ランキングBEST10!」でした。
今回は、裏社会やアンダーグラウンドな世界観が好きな方に是非見ていただきたいめちゃくちゃ面白い「アングラ系漫画」を10作品厳選しランキングにしましたので、おすすめとしてご紹介したいと思います。