『宝石の国』第12話 感想 まるで芸術品のようなアニメ!フォスの覚悟が見れた最終回!

どうもタチバナです最終回です!

3DCGアニメ「宝石の国12話を視聴しました。
ネタバレあり感想総評を書いていますので、未視聴の方はご注意ください。

物語の終わりに物語の始まりを見せる演出最高に好き。そしてモノローグで締めるセンスに脱帽。
なんかもう芸術作品のようなアニメだったなぁと余韻に浸ってます。

最後に見せられた初期のフォスに心がえぐられましたね。
フォスはあのままでいる方が良かったのか、変わってしまった方が良かったのか。
それをこの先で見ていくことになるんだろうけど、ようやくフォスがスタート地点に立ったというところでの幕引き。

このフォスの旅路の果てを見届けるまで死ねません。
原作が終わった頃に、2期でも劇場版でもいいので続きを見れることを祈ろうと思う。

12話あらすじ(クリックorタップで表示)

前回の感想はこちら

『宝石の国』第11話 感想 「本当のことが知りたい」深まる金剛先生の謎と月人の繋がり

2017.12.17

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宝石の国 12話「新しい仕事」感想


パパラチアの朴璐美さんボイスがカッコよすぎ。「俺の運がないからさ」とかイケメンすぎ。
ルチルが母性ありありで女性っぽいのがなんか納得できました。たった数分の出番だったのに存在感凄くて、かなり印象に残るキャラでしたね。
フォスの心にも深く刻み込まれただろうなぁ。

最終回だけど、まだ色んなキャラのドラマを見せてくれて濃密でしたね。
それぞれのキャラクターが各々強い想いを抱えてて、奥が深いなぁと改めて思わされました。
もっとルチルとパパラチアの2人の時間を作ってあげても良かったと思うんだ・・・笑

あと、個人的にはイエローダイヤモンドとパパラチアの会話を聞いてみたかった。
ベテラン2人の会話劇に惹かれない人はいないでしょう。

ジルコンもここに来てナイスキャラ発揮しだしてるし・・・あぁ、もっとこの世界を堪能したい。
フォスの過去編とか、他のキャラにスポット当てたスピンオフとかないんですか?????

「楽しい・・・が抜けてる」


フォスの言葉をずっと覚えてて、密かに期待してたシンシャが可愛かった。
最後までコミカルな演出を忘れないところもホントに素晴らしい。
ただ、デレるのが早すぎてもうちょっと2人の関係描写とかキャラ描写があっても良かった気もする。

月人と会話を試みるフォスには気迫をビシビシ感じたし、何よりフォスの眼差しの強さ。
ポンコツだった頃のフォスとは見違えて、フォスの成長というか変化がこの12話を通して痛いくらい感じられた。

変化を望まない宝石たちと、変化してでも本当のことが知りたいフォスの物語。
どちらの考えも十分わかるし、パパラチアの言った言葉もかなり重たい。

シンシャと組むことになって、本当のことを探っていってどういう変化をしていくのか。
最後のフォスの眼光には相当な覚悟を感じたので、とことん突っ走るつもりなんでしょう。
なんとも底知れないダークな物語が待ち受けていそうだ。

続編を震えて待つ!

宝石の国 総評


3DCGアニメの可能性と将来性を感じさせてくれた素晴らしいアニメだった。

個人的に、CGアニメってのは結構苦手で好んで見ることはあまりありませんでした。
滑らかとは言い難い独特の動きや、ポリゴン感のあるキャラクターがどうにも好きになれなかった。
フィギュアが動いてるような感じで、CGのクセというかCG臭さがどうしてもあるんですよね。

だけど、宝石の国はそんなCG苦手派の人でも楽しめたんじゃないかなと思います。
むしろ、CGすげぇって思わされてこれまでの考えを覆されるような、そんな革新的な出来だったんじゃないかと思ってます。

限りなく作画に近いCGというか、とにかく宝石の国ではCG臭さを感じなかったんですよね。
宝石たちのキラキラ感とか透明感とか、ダイナミックな動きや滑らかなカメラワークなど、CGでしか表現できない部分をもの凄くナチュラルに見せてくれていて本当に素晴らしかった。

特に10話の新種月人とのアクションシーンは筆舌に尽くしがたいほど衝撃的でした。
カメラワークのセンスが秀逸だったのもあるけど、あれ程までに滑らかで臨場感のある描写はアッパレとしか言いようがない。
アクションの作画だと進撃の巨人などが凄いですが、CGで神作画に匹敵する、越えてくるような迫力があったと思います。

もちろんアニメーションの部分だけが凄かったのではなく、世界観やストーリーも個人的には大ヒット。
完成された独特な世界観で、オリジナリティ抜群の設定などにグイグイ引き込まれる作品になっていました。

ダークファンタジーで物悲しい世界観に、かなり謎の多いディープなお話。
なんだけど、フォスの能天気なキャラとユルイ雰囲気からくる軽妙な会話劇が可笑しくて、コメディとシリアスが絶妙なバランスで保たれていたように感じます。
なんというかウケを狙いにいってないんだけど笑えるシーンが多くて、そんな空気感が最高でした。

原作を知りませんが、唯一無二の世界が上手く表現されていたのではないでしょうか。

キャラクターもそれぞれ特性が細かくあって、個性豊かで全てのキャラが魅力的でした。
宝石の美しさと強さと儚さが描かれていて、宝石たちのそれぞれのドラマは見応えがありました。
独特の死生観だったり、仲間意識だったり、キャラの人間関係だったりと本当に魅力に溢れてたと思います。

さらに、キャラクターたちからそこはかとなく漂うエロス。
あれをエロスと表現していいのかわからないけど、語彙力がないのでエロス。
露骨ではないところが良くて、ボディーラインだったり仕草だったりが個人的には素晴らしかったです。

加えて作品の魅力を引き立たせていたBGMの数々。
アンニュイなものから、緊張感を煽ってくるもの、インド調なものも、ピアノの生音を聞かせてくるもの。
どれもこれもシーンに合っていたし、特にインドっぽい音楽は個性的で面白かった。

色々書いたけど、とにかく全てが作品にもの凄くマッチしていたんだと思う。
物語としてはたしかに完結してないし、謎が深まっていっただけなんだけど、唯一無二の世界を味わったという満足感でいっぱい。
個人的には今期No1の作品でした。

続きは原作のマンガで読めますが、原作をアニメが越えてしまってると感じるからマンガを読もうと思わないんですよね。
なので、続きのアニメーションを首を長くして待ちたいと思います。

そんなアニメを作り上げた京極尚彦監督と制作会社オレンジには今後も期待しかない。
素晴らしいアニメをありがとう。

以上、「宝石の国 12話 感想」でした。

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