『正解するカド』第10話 感想と考察 これまでが嘘のような分かりやすい展開!切り替え大事。

タチバナですこんばんわ。

人類と未知との遭遇を描くTVアニメ「正解するカド10話を視聴しました。
ネタバレあり感想考察を書いてますので、まだ未視聴の方はご注意ください。

完全にアニメの内容変わっちゃったけど、これはこれでいいのかもね。
ガッツリ未知との遭遇SFしてたのが、フタを開けてみると感情論で動いてる宇宙創造主のバトルもの。
自己主張しあう2人のやり取りは、これまでが嘘のようにわかりやすく低次元。

頭を柔らかくして見るアニメだよね。切り替え大事。
決して面白くないんだけど、結末だけは見ておきたい。

ザシュニナもすっかり悪役が板についてしまって、悪者VS正義感溢れるヒーローの構図。
感情を上手く制御できなくて不正解したザシュニナは可愛いじゃないですか。一気に親近感が湧いたよね。
だんだん人間に感化されてきてるし、これがおそらく結末に繋がっていくんじゃないかな。

ザシュニナが明かした「正解」も凄く可愛らしい。
異方に人間を連れていきたい!でも強制は嫌だ!って人間に寄り添ってくれているこの感じ。
絶対悪じゃないんですよね。だからこそ、結末が楽しみ。

個人的には、人類の進歩に異方の力を借りるのか、それとも自然な在り方でいくのかを、人類主導で見て行きたかったなと思う。
人類視点の心理描写だったり動向だったり、もっとワクワクできたんじゃないかな。
これを言っちゃおしまいだけど。

10話あらすじ
ワムとサンサが世界を席巻する中、ヤハクィザシュニナは真道幸路朗に更なる異方の物体を提示し、異方存在の本質的な欲求を告白する。しかし彼の動きに疑念を抱く国際交渉官の徭沙羅花は、性急すぎる人類の進化に異議を唱え、遂にザシュニナと対峙した。

前回の記事はこちら

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正解するカド 10話「トワノサキワ’」感想


CG凄かった。幻想的で見入ったけど、異方の会話が気になって仕方なかった。
出てきたのはサブタイトルの「トワノサキワ」の6人。その会話から推測できたのは、「ワ」がつかいさん。
そして少なくとも、つかいさんともう一人「キ」が一緒にこの宇宙にきていること。

考察しがいがありそうだけど、考えてもわからなかった。
この頭文字の「トワノサキワ」になにか意味が仕掛けられているんだろうか。
神様の名前の頭文字とか色々調べてみたけど、特にひっかからず。何か真相があれば面白いんだけどなぁ。
もし何かわかった人がいたら是非教えてくださいお願いします。

でもこの異方存在、お互いを全然理解しあってない感じだった。
全てを創造する超高次元存在でもお互いのことは理解できないみたいですね。
これって情報を欲してる異方存在からしたら、恰好の情報体なんじゃないのかな・・・。
身近にそんな情報アリアリって、色々矛盾している気がしてならなかった。

待ちきれないという個体と、制御する個体がいたりと異方存在にも性格があるのかな。
随分と人間らしいけど、異方存在そのものがブレてる気がしてならない。

真道さんも今更、正解とはなんだとか聞いてるし、この人ほんとに無能だな。
もう完全に蚊帳の外の人だし、全てが過去になった今言っても仕方ないけど、交渉官って一体なんだったんだろう。
色々過去回考えるとほんとに笑えてくる。なんだこのアニメ笑

一方的な自己主張をぶつけ合って戦ってたけど、バトルアニメならもっと派手さがほしかったところ。
つかいさんは能力かなりなくしてるらしいけど、色々とやりあえてて真道さんの傷も癒やすことができてて凄いご都合主義な感じだった。

キスしてるし笑
SFとかもうそんなチャチなものはいいから、愛の力でなんとかするスタイル。
これまでのSF展開をことごとく裏切ってくる感じは、潔さがあり逆に清々しい。
爽快感さえ感じる。もうどうにでもしてくれ。

ここまでするなら、いっそサービスシーンがほしかったな。
もう硬派なノリはいらないでしょ。

真道さん2号


ザシュニナはオリジナル真道に未練ありまくりな感じだし、最終的に自分のやり方が強引だったと気づくのかな。
そこからつかいさんのように帰化するのか、はたまた異方に帰るのか、それともまた裏切ってくるのか。
冒頭のシーンから推測できた他の異方存在も気になるし、まだまだわかりませんね。

ナノミスハインの公開も規模が小さいし、どんどんスケールが小さくなっていってる感じ。
世界がどうなるのかって話だったのに、コンパクトに彼らがどうするのかになっちゃったよね。

これはこれでいいのかもしれないけど、このアニメの持ってたポテンシャルが全部潰されてしまって悲しい。
まさかこんな方向に行くとは誰も想像しなかったよね。

残り2話でどうまとめるのか。
次回「ワノラル」
一体このアニメはどこに向かっているのか。楽しみです。

以上、「正解するカド 第10話 感想と考察」でした。

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1件のコメント

話のスケールだけ大きくして、それに比例して陳腐になっていく感じ
そのままが一番って、それじゃ今までの展開全否定だし
サラカの主張が正しいように演出した時点で、前回ラストまでとはもう別物

ザシュニナと意見の食い違い出ても、交渉で落とし所探っていくような内容に出来なかったものか
超技術をどういう風に受け入れて、世界を変えていく方向を模索するのが面白い作品だったのに

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