通称”すかすか”で知られるTVアニメ「終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?」6話を視聴しました。
ネタバレありで感想を書いていますので、まだ未視聴な方は注意してくださいね。
このアニメの何がいいのかわかった。クトリの語りがメッチャ響く。
1話の冒頭シーンもそうだったけど、クトリの語りに引き込まれるんだと改めて思った。
タチバナは1話の冒頭シーンでこのアニメにのめり込んで、クトリが作り出す世界観に魅せられて、そして今回のクトリの奇跡にグッと来た。
前世ちゃんもあれだけしつこく侵食して人格破壊しておいて、かなりあっさり人格返してくれたよねw
どでかい代償を支払ったみたいなことを言ってたけど、一体なんだろう。
この前世の記憶はおそらく物語のキーになるんだろうけど、ダークな鬱展開が潜んでそうでワクワク。
でも、展開がメッチャ早いよね。テンポが良いとかじゃなく、巻いてる感がすごい。
ヴィレムが行ったと思ったら帰ってきて、クトリが逝ったと思ったら還ってきて、ほんとにめまぐるしい。
そのせいで原作未読組の自分は置いていかれてる感もすごい。たぶんメッチャ感動するとこなんだろうけど、全然泣けなかったw
まーじで前回の話いらなかったんじゃないんすかねw
前回の記事はこちら
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ヴィレムの過去
少しずつヴィレムの過去が明らかになってきました。
大賢者と言われる偉いじいさんが、ヴィレムを見てうろたえながらボクとか言ってたのは面白い。じいさんのショタっ子とか新しいw
そりゃ500年ぶりに戦友と会って当時のままの姿なら、もっとビックリしてもいいと思うw
てか自分自身に呪いかけて不老不死にできて、傷や寿命で死なないって、そんな根本からすべて変わる設定アリなのww
呪いで無敵になってますやん・・・無茶苦茶ですやん・・・w
過去に戦ってたラスボスもガイコツになって生き延びて、さらに仲良しこよししてるし、意味がわからない。
これさ、原作既読じゃないとダメなアニメになってませんかね?w
気がついたらまたクトリたちは出撃してるし、時間の流れもよくわからない。
侵食された理由は後で説明あるのかな?戦闘しすぎるとそうなっていく感じだろうか。
前世エルク
この前世が誰なのか、そして今後どう絡んでくるのか楽しみ。
でもやっぱりもうちょっと丁寧にやってほしかったなあこの辺。
グイグイ展開進んで、クトリもう復活してたし、感動よりも展開の早さに驚愕したわ。
涙腺ゆっるゆるだけど、残念ながら泣けなかった。
でも、クトリのこういう時にだす雰囲気というか世界が素敵。
声優さんがすごいマッチしてるし、いつもと違うエンディングの演出も良かった。曲も変わってたよね。
ヴィレムがクトリを抱きしめるシーンもすごい良かった。
なんか最終回みたいな演出だったよねw
次回「ただいま帰りました」お楽しみに!
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この回の戦闘シーンは再び出撃していたわけではなく、4話の裏で行われていた防衛戦の様子を回想しているみたいです。
これ実はアニメだとクトリが妖精兵として破格な性能を持ってることがほとんど触れられてないのよな。
前世の侵食=先祖返り=エルク化なんだけど、才能がないと中途半端に戻って何世代か前の妖精の人格が復活する(ほとんどの場合人格が対消滅して破壊される)。
先祖返りすると死ぬのは、大本であるエルクが「死体状態になる呪い」を受けてるから、エルクになるほど死体になってく。
こんな話アニメじゃミリも触れられてないな。
そもそも「妖精はエルクの魂を使って作られた人間のクローンを作ろうとして失敗したやつ」とか「妖精は幼子(エルク)の魂(を砕いたもの)が世に迷いでたもの」みたいな、話がされるのクトリが死んだあとだからね。
ここのスウォンの説明。めちゃくちゃ省略されてますけど、要は外傷と寿命で死なない「だけ」なので結構ピーキーな存在になってるんですよね。
ようは元からあるパラメータを「対外傷」「寿命死滅無効」極振りして無理矢理生きてるみたいな状態なので。
この話もおいおい大事になってきたりするんですけど、アニメじゃあ全く関係ないので、そりゃあカットされます。
ちなみに人間は実は獣だった話(まあ、これも間違いなのですが)をヴィレムに伝えるか伝えないかというやつも、
本当は真実を伝えつつ、嘘を織り交ぜスウォンの味方にする方法を彼は出来たけど「これ以上あの男に、嘘をつきたくない」とやめてるんですよ。
伝えて「嫌われたくない」がアニメになってますが。
言ってて気付きましたが、アニメ版すかすか、そもそも本来あるダークファンタジーの部分をこそぎおてしてそもそも別物にしてあるんですよね。
説明してないというか、説明するような真相をそもそも消してるんです。
そりゃあ原作者も、続き読む前にアニメの範囲である1巻2巻3巻読むことを強くオススメしますって言うわ。