どうも、マンガ大好きタチバナです!
アニメだけでなく、昔から漫画も大好きな私が、「めちゃくちゃおすすめ!」と断言できるものだけを集めた、漫画のランキングを作りました!漫画って何か読もうと思っても、果てしなく数が多いので迷ってしまいますよね。そんな時にこのランキングを利用していただければと思ってます。
もちろん全部読んだ上での選考で、どんな漫画なのか内容と自分の感想をネタバレなしで書いていますので、読む漫画を選ぶ上での参考にしてもらえればと思います。
分かりやすいようにジャンル別に紹介しています。
2019年スタートの最新おすすめ漫画から、号泣するくらい泣ける漫画、ゾックゾクくる怖いホラー漫画まで、色んなジャンルを取りそろえました!今後も増やしていく予定です。
▼ジャンル別リンク一覧表
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★★★★★ 4.6
2019年スタートのおすすめ漫画
ヒーローさんと元女幹部さん

作者:そめちめ
巻数:現在1巻
ジャンル:特撮/百合/コメディ
ひとこと:特撮×百合な新ジャンルどんな漫画?
元女幹部がヒーローに一目惚れ!ひょんなことから同居生活を送ることになった正義のヒーロー・ラピットラビットと、悪の組織アンチノイドの元女幹部のハニィ・トラップが繰り広げるドタバタ百合コメディ。
ちょこっと感想
設定の発想が秀逸!ヒーローを倒せなかったことで悪の組織をクビになった女幹部とヒーローが悪の組織を倒していく物語です。ピュアで可愛らしいヒーローと恋愛免疫のないキョドり気味の女幹部の同居生活が見ていて楽しいし、敵も味方も百合百合していて面白い。
特撮なんだけどその日常回を楽しめる作品ですね。
タチバナシチハゴジュウロク

原作:工藤哲孝、絵:笹古みとも
巻数:現在2巻
ジャンル:怪奇/恋愛/ミステリー
ひとこと:週刊少年マガジンにて連載中どんな漫画?
怪奇×ミステリ×ラブコメの3つの要素から成り立っている作品で、不思議な能力を持った謎の女の子とそれに巻き込まれる普通の男の子が織りなす奇妙な物語。
ちょこっと感想
謎に包まれたミステリー展開を軸にして、主人公と幼馴染、そして突如現れた謎の女の子の三角関係ラブコメが楽しめます。まだ2巻ですが先の気になるストーリーになってて、
怪奇モノでもあるので意外な衝撃があったり、ミスリードに騙されたりと普通に面白い。絵も魅力的で、なにより女の子が可愛い点がベリーグッド。

タチバナボンバボーイ

作者:瀬戸ミクモ
巻数:現在1巻
ジャンル:戦争/ファンタジー/アクション
ひとこと:月刊少年サンデーにて連載中どんな漫画?
守る為、勝利の為に戦う男達と、ある最強少年兵器のファンタジー戦記物語。
ちょこっと感想
太平洋戦争をオマージュしたような軍事大国と小国が戦争を繰り広げる架空世界の戦記物。架空の秘密兵器などが出てきたりするけど、基本は兵士の泥臭さなどに焦点が当たる男臭い作品です。
絵も味があってその世界にどっぷり浸れるような漫画の描き方がすごく良い。
タチバナぐるぐるてくてく

作者:帯屋ミドリ
巻数:現在1巻
ジャンル:散歩/日常/コメディ
ひとこと:散歩を疑似体験できる散歩漫画どんな漫画?
高校2年生の部長・葵と、1年生の歩からなる散歩部の活動記。方向音痴な葵に呆れつつも、遠回りしながらの散歩を歩はひそかに楽しんでいた。そんな彼女たちが池袋や目白など、実在の場所を散歩するさまが描かれる。
ちょこっと感想
ゆる~い百合感がありながら女子高生2人が都内をうろうろするそれだけの漫画。だけどそれが良い。ふわ~っとした散歩の中で、その場所に込められた歴史や面白みがゆる~く解説されていてほのぼのできます。散歩を楽しんでいる2人がめちゃ可愛いし、丁寧に書き込まれた背景が素晴らしい。散歩がしたくなる漫画です。

タチバナキングダムオブザZ

作者:はらわたさいぞう
巻数:現在1巻
ジャンル:ゾンビ/美少女/パニック
ひとこと:JK女王様がゾンビを調教どんな漫画?
パンデミックでゾンビ化してしまった日本を舞台に、JKコンビが国取りを目指すパニックサバイバルストーリー。
ちょこっと感想
エロス&バイオレンスが詰まった作品で、クールビューティーなJKとギャルJKが破滅を迎えた世界で野望に燃えるというB級映画感のある内容です。まだまだ序盤ですが展開の早さをいい、ゾンビの扱いといい、キャラの魅力といい、惹かれるものが詰まってます。これからどんな形になっていくのか凄い気になる。

タチバナ児玉まりあ文学集成

作者:三島芳治
巻数:現在1巻
ジャンル:文学/青春
ひとこと:色なし擬音なしの新感覚文学漫画どんな漫画?
文学部の少女と部員未満の少年の対話で繰り広げる、漫画により文学を描く非常に特異な作品。詩情あふれる台詞と画面、ミステリのように反転する物語。近いようで遠い文学と漫画が、かつてないほど接近した奇跡の怪作!
ちょこっと感想
小説ではなく、漫画に文学を落とし込んだ唯一無二な作品。パラパラ読む漫画ではなく、言葉の意味や言い回しをじっくり吟味しながら堪能するような漫画です。登場人物の会話劇が深くて面白いし、味のあるシンプルな絵柄も相まって不思議な空気感が溢れ出してます。

タチバナひとりぼっちで恋をしてみた

作者:田川とまた
巻数:現在1巻
ジャンル:恋愛/青春/高校生
ひとこと:北海道北見を舞台とした雪国の物語どんな漫画?
「天然」って言われがちな女子高生・有紗は、豊崎先生に片想いをしている。こっそり想ってるだけで幸せだったのに‥‥。なんにもできない女子高生の冒険が冬の北海道で始まります。
ちょこっと感想
淡い恋物語と思いきや、胸が締め付けられるような切なさを味わうことになる1人の少女の成長の物語。不器用で上手く行かなくてツライんだけど、あったかくて感動できます。一コマ一コマ細部まで書き込まれてて、表情の描き方が素晴らしくてたしかな絵力を感じました。女性にマジでおすすめ。続きが気になる。

タチバナ乙女文藝ハッカソン

作者:山田しいた
巻数:全3巻
ジャンル:青春/コメディ/文学
ひとこと:乙女たちの文藝青春譚どんな漫画?
多数の文芸サークルが乱立する大学に入学した主人公が、「最強の文芸部を決める闘い」に巻き込まれていく青春創作物語。
ちょこっと感想
文芸部同士が学園祭で”即日5万字の小説を即興で書く”という過酷なチームバトルを行う創作系マンガ。かなりユニークでヤバイ面々が、マニアックすぎる題材にゴリゴリと立ち向かっていく様がめちゃくちゃ面白い。
まさに文学オタクを究めんとする者たちのバトルが描かれています。
タチバナ女戦士ってモテないんです!

作者:タイジロウ
巻数:現在1巻
ジャンル:ファンタジー/ラブコメ
ひとこと:ありそうでなかった勇者パーティ内ラブコメ!どんな漫画?
愛しの勇者の気を引こうとあの手この手で奮闘する女戦士。でも強くなりすぎた彼女はなかなか女扱いされなくて……?
ちょこっと感想
勇者に振り向いてほしくてステータスを上げすぎた女戦士が、勢い余って勇者を殺してしまう超不器用ラブコメディ!テンポも良くてスイスイ読めるし、笑い可愛さセクシーさがたっぷり詰め込まれててとても面白い。なんとか勇者に振り向いてもらおうと奔走する女戦士がちゃんと可愛いのでこの先の続きも読んでいきたい。

タチバナ水女神は今日も恋をするか?

作者:三簾真也
巻数:3巻完結
ジャンル:ラブコメ/ファンタジー/コメディ
ひとこと:2019年1月より少年サンデーで連載どんな漫画?
雨の降らない水の枯渇した世界で、唯一水を生み出すことができる特殊能力をもった美しい少女と、そんな彼女を尊敬する少年の物語。世界に希望をもたらす、純粋なる恋の物語が動き出す!
ちょこっと感想
かなりハードな世界観なんだけど、コメディで上手く読みやすい形になっているので気軽に読めます。
「恋のときめきを感じると体から水が吹き出る」という面白発想からくる可愛い女の子の甘いラブコメは唯一無二で、一気読みできる魅力がありました。ちゃんと最後まで清々しいラブコメを通してくれるので、ラブコメ好きにはおすすめ!

タチバナ見える子ちゃん

作者:泉朝樹
巻数:現在1巻
ジャンル:ホラー/コメディ
ひとこと:2019年1月より少年サンデーで連載どんな漫画?
ある日突然、普通の人には見えない異形な存在が見えるようになってしまった「みこ」。彼女は彼らから逃げるでもなく、立ち向かうでもなく…精一杯シカトしつづける事に。怖いようで怖くない、新感覚ホラーコメディ!
ちょこっと感想
笑える要素満載のホラーコメディ漫画だけど、幽霊描写がなかなか不気味でいい感じにホラーしてます。不気味な幽霊を見てもひたすらシカトして見えないフリをして凌いでる主人公がいじらしくて可愛らしいです。そんな彼女の幽霊に対するツッコミがツボ。

タチバナ最新のおすすめ漫画
この愛は、異端。

作者:森山絵凪
巻数:現在3巻
ジャンル:ファンタジー/恋愛
ひとこと:2017年5月よりヤングアニマルにて連載中どんな漫画?
天涯孤独の少女・淑乃は古本屋で見つけた1冊の本から悪魔を呼び出してしまう。その呼出した悪魔に見初められ、体を対価に契約しすることに。そんな彼女と悪魔の、奇妙で官能的な物語が描かれる。
ちょこっと感想
絵が綺麗で細部まで丁寧に書き込まれていて本当に素晴らしい。キャラクターも魅力的だし、文字を読まずに眺めてペラペラめくっているだけでも楽しめるほど。内容は、絶望の淵にいる主人公と悪魔の一種の駆け引きの物語。
かなりエロティックで性描写は多目ですが、エロとギャグ、シリアスのバランスが素晴らしく2人のもどかしい関係が楽しめます。男性はもちろん、女性にも楽しんでもらえると思います。

タチバナ荒ぶる季節の乙女どもよ。

原作:岡田麿里、漫画:絵本奈央
巻数:現在7巻
ジャンル:女子高生/学園/日常
ひとこと:2019年TVアニメ化!どんな漫画?
あなたの”はじめて”を、わたしにください──。和紗たちは文芸部に所属する女子5人。部が「死ぬ前にしたいこと」という話題で沸いたある日、部員の一人が投じた「セックス」の一言……。その瞬間から、彼女たちは”性”に振り回され始める。
ちょこっと感想
ザ・思春期漫画。性に興味津津の乙女たちが悩みをこじらせながらもがく姿が微笑ましく面白い。かなり真面目に葛藤しているのにギャグ漫画のように笑えてくる魅力がありました。
下世話な話題が多いですが、どこか文学的な雰囲気があって品があるので色んな人におすすめできます。若さのパワーを感じられる素敵な作品です。

タチバナ保安官エヴァンスの嘘

作者:栗山ミヅキ
巻数:現在8巻
ジャンル:西部劇/コメディ/ギャグ
ひとこと:2017年4月より週刊少年サンデーにて連載中どんな漫画?
「恋?愛?興味がないな」…嘘だ。本当はモテたい。切実に。彼の名はエルモア・エヴァンス。超一流、西部最強のガンマンでもある彼は、モテたい。強き者が掟である開拓時代の荒野の果てに、そんな非モテ保安官の西部喜劇の幕が上がる。
ちょこっと感想
ありそうでなかった西部劇×ラブコメ!両想いな2人が、「まあ、向こうにその気があれば別だけど。」というスタンスなため一向に仲が進展しません。基本は同じフォーマットを繰り返すんだけど、これが全然飽きないんですよね。毎回コントみたいなノリでドタバタする姿に微笑ましく和ませてもらえる感じ。

タチバナとつくにの少女

作者:ながべ
巻数:現在7巻
ジャンル:ダークファンタジー/ミステリー
キャッチコピー:「これは、絵本。これは、童話。これは詩集」どんな漫画?
触れると呪われるという異形の者棲まう『外』と、人間が住まう『内』で分かたれた世界。本来であれば、交わらぬはずのふたりが出会った時、小さな物語が密やかに動き出す。これは朝と夜――その深い断絶の宵に佇む、ふたりの御伽話……。
ちょこっと感想
おとぎ話の絵本を眺めているような感覚に襲われる漫画。ファンタジーとミステリーが絡み合っていて、世界観や雰囲気、絵柄が独特でどんどん引き込まれていくような作品です。謎がいっぱいですが緩やかに進行するストーリーがとても心地良い。
あまりないタイプの漫画なので、唯一無二な不思議世界を体感できると思います。
タチバナ青野くんに触りたいから死にたい

作者:椎名うみ
巻数:現在5巻
ジャンル:ファンタジー/ホラー/恋愛
ひとこと:Twitterに投稿した「幽霊の男の子と付き合ってる女の子」が原型どんな漫画?
君に触れるなら、死んでもいいよ。これがわたしの愛なんだ。天然少女・優里ちゃんと、その彼氏・青野くん。ごく普通のお付き合いをしていたふたりだが、ある日突然、青野くんが「いなくなって」しまう……。絶対に結ばれないし、触れ合えないふたりの、でたらめで切実すぎるラブ・ストーリー。
ちょこっと感想
今までにない斬新なラブコメ&ホラーミステリー漫画。
淡く切ない純愛ラブストーリーなんだけど、不気味なホラー要素が上手く混じり合っていてゾクッとさせられる描写が中々に秀逸。かと思えば笑えるコメディ要素もあって笑えるポイントが多々あります。ヒロインの健気さに踊らされながら読み進めてしまうそんな不思議な魅力のある作品です。

タチバナCITY

作者:あらゐけいいち
巻数:現在7巻
ジャンル:ギャグ/日常
ひとこと:「日常」のパラレルワールドであるような描写ありどんな漫画?
一文無しの大学生・南雲の行くところ必ず何かが起こる。普通のCITYに住むちょっと普通じゃない人々。彼女が走ればCITYは回る、皆が繋がる。笑いあり涙ありのギャグ漫画である。
ちょこっと感想
「日常」の作者あらゐけいいち氏が描く新連載漫画!日常が面白かった人、あらゐワールドの世界観が好きなら絶対におすすめ。
日常とは違った世界の日常が楽しめます。独特な世界観での軽快な展開、濃密なキャラ交錯、唯一無二な言葉選びは相変わらず面白い。登場人物の平均年齢が上がったことにより、日常よりも表現の幅も増えたように思います。

タチバナ五等分の花嫁

作者:春場ねぎ
巻数:現在10巻
ジャンル:ハーレム/ラブコメ
ひとこと:2019年1月よりTVアニメ放送どんな漫画?
貧乏な生活を送る高校2年生・上杉風太郎のもとに、好条件の家庭教師アルバイトの話が舞い込む。ところが教え子はなんと同級生でしかも五つ子だった。全員美少女、だけど「落第寸前」「勉強嫌い」の問題児たち。毎日がお祭り騒ぎの中野家の五つ子が贈る、かわいさ500%の五人五色ラブコメ物語。
ちょこっと感想
これぞドタバタハーレムラブコメ!女の子がとにかく可愛くて、それぞれに個性があり、ラブとコメディのバランスが絶妙。初めはギスギスした関係から徐々に仲を深めていくという王道のラブコメをしているし、主人公に好感を持てるのもポイント高い。誰か1人は気に入ったキャラクターが見つかると思います。ラブコメ好きはぜひ!

タチバナ出会って5秒でバトル

作者:みやこかしわ
巻数:現在11巻
ジャンル:異能力/バトル/デスゲーム
ひとこと:アプリ「マンガワン」にて連載中どんな漫画?
それはいつもと変わらない朝から始まった。ゲームと金平糖をこよなく愛する高校生の白柳 啓は、魅音と名乗る謎の女によってある日突然戦いの場に巻き込まれてしまう。集められた人々に対し「あなた達にもはや戸籍はない」「実験モニターになってもらう」そして「能力を与えた」と語る魅音。啓は己に与えられた能力を使ってゲームを勝ち上がり、組織を潰すことを決意するが――。誰もが予想しえない能力と、類まれな“脳”力を武器に、新時代の頭脳派能力バトルが始まる。
ちょこっと感想
お手本のようなデスゲーム漫画。1人に1つずつ能力が与えられ、サバイバルデスゲームに強制参加させられるという、まあかなりありきたりでやり尽くされているような内容。なんだけど、
この作品はバトルはバトルでも頭脳バトルなので中々な読み応えがあります。さらにありがちな引き伸ばし展開などなく、テンポ良くサクサク進むのでストレスフリー。読みだしたらあっという間だと思います。

タチバナねねね

原作:徒々野雫、漫画:萩原ダイスケ
巻数:1巻完結
ジャンル:ファンタジー/恋愛
ひとこと:2017年8月初版発行どんな漫画?
16歳の小雪が嫁ぐことになったのは、とある理由で顔を隠している20も年上の清。なんとか年の差を埋めたい小雪だけど、なかなか大人扱いしてもらえなくて…?恋を知らない小雪と、40手前で実は童貞の清、ねんねな二人がおくるちょっと不思議でだいぶ可愛い新婚譚。
ちょこっと感想
ほのぼのしていて心穏やかにニヤつきながら読むことのできる漫画。絵のタッチも綺麗だし、ストーリーもシリアスが一切なく安心して読める。かなりあっさりした内容ですが、夫婦2人とも可愛くて初々しさに和めました。女性におすすめの作品です。

タチバナまったく最近の探偵ときたら

作者:五十嵐正邦
巻数:現在5巻
ジャンル:探偵/コメディ
ひとこと:2016年6月より「電撃マオウ」にて連載中どんな漫画?
世間を騒がす難事件を即解決!その名は名探偵・名雲桂一郎!だったのは10年以上も昔の話……。名雲はいまや、ただの渋いおっさんになってしまった……。時代に取り残され、スマホすら扱えない彼のもとに、若さあふれる女子高生・真白が助手希望で押しかけてきて――!?歳の差が織りなす奇跡のコンビネーションギャグコメディ。
ちょこっと感想
アナログな昔の探偵と格闘技が得意な女子高生のギャグ漫画。基本コミカルでハイテンションギャグをかましながら、地味な探偵仕事もこなしていくストーリー。画力もさることながら、引き出しも多くワードセンスもグッド。「金田一少年」「名探偵コナン」などのパロディも多くてかなり笑える作品です。

タチバナクズとメガネと文学少女(偽)

作者:谷川ニコ
巻数:2巻完結
ジャンル:学園/青春/コメディ
ひとこと:「ワタモテ」の作者が描く読書コメディどんな漫画?
凜とした文学少女・織川衣栞の正体は、顔以外は地雷しかない文学少女(偽)!彼女(の外見だけ)に一目惚れした古河(クズ)と、クールな読書家の守谷(メガネ)との三人が織りなす、本をめぐる冒険の行方は……!?綾辻行人の『十角館の殺人』を筆頭に、「罪と罰」「仮面の告白」などの古今東西の名作が続々と登場する読書コメディ。
ちょこっと感想
”アホ可愛い”が好きな人にめちゃくちゃおすすめしたい作品。文学と中二病をテーマにしたギャグ漫画で、登場人物全員マジメなんだけどどこかズレた日常がかなり面白いです。ハイテンションではなく、全員テンション低めです。ストーリーの自然な流れの中でギャグが生まれているので楽しく淡々と読めると思います。

タチバナじけんじゃけん!

作者:安田剛助
巻数:現在5巻
ジャンル:ミステリー/日常/コメディ
ひとこと:アプリ「マンガPark」で3話無料配信中どんな漫画?
校内一の美女と評判の白銀百合子は、ミステリを愛してやまない広島弁の女子高生。そんな彼女に一目惚れした転校生・戸入は、ミステリ研究会に入会し…!?実はポンコツな百合子先輩とツッコミの上手い戸入が日常を事件で彩る、広島×ミステリ×日常コメディ!
ちょこっと感想
よくある残念美人とそれに付き合う男子の日常コメディー。テーマはミステリーなので謎解きがメインですが、そこまでディープなミステリーではないのでラブコメとして読んだほうがいいです。
出てくる女性キャラが魅力的でかわいいのでそこを楽しむ作品としても優秀。基本は会話劇で、広島弁はこういう感じなのかと堪能できると思います。

タチバナ
マンガPark|人気の漫画が毎日更新のマンガアプリ
じけんじゃけん!3話まで無料配信中
もっこり半兵衛

作者:徳弘正也
巻数:現在2巻
ジャンル:時代劇/ギャグ
ひとこと:「ジャングルの王者ターちゃん」と同作者どんな漫画?
月並半兵衛はある藩の剣術指南役。あることで脱藩し、江戸へ。ひょんなことで江戸の夜廻りの仕事を月一両ですることに…。それから八年。家族は、こまっしゃくれた八才の娘さやか。夜鷹の協力も得て江戸の夜の悪を退治するのだ。
ちょこっと感想
ギャグとエロとシリアスが絶妙に絡み合った時代劇モノ。
江戸時代の性文化が描かれており、オムニバス形式に進むエピソードの1つ1つのクオリティが非常に高い。どれもこれも人情味に溢れていて温かい気持ちになることができました。下品で過激な下ネタが満載ですが、だからこそ人間味溢れていて愛おしくなる主人公がめちゃくちゃ魅力的。

タチバナ
2018年マンガ大賞ノミネート作12作品
ゴールデンゴールド

作者:堀尾省太
巻数:現在5巻
ジャンル:ファンタジー/ミステリー/サスペンス
ひとこと:マンガ大賞2018にて12位入賞どんな漫画?
福の神伝説が残る島・寧島で暮らす中2の少女、早坂琉花。ある日、海辺で見つけた奇妙な置物を持ち帰った彼女は、ある「願い」を込めて、それを山の中の祠に置く。すると、彼女の目の前には、“フクノカミ”によく似た異形が現れた――。得体の知れない謎の生命体「フクノカミ」と、「フクノカミ」の力により翻弄される田舎の人々の異変を描いたサスペンスホラー漫画。
ちょこっと感想
「刻刻」作者の最新作で前作同様謎の多いミステリー作品。この作者の独特で異様な世界観は、グイグイと物語に惹きつける魅力がありますね。
全く予測がつかない展開と、あり得ない設定なのに醸し出されるリアリティは秀逸です。不気味さも半端ないし、怖いんだけど、笑えるところもあってどんどんハマること間違い無し。

タチバナ
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約束のネバーランド

原作:白井カイウ、作画:出水ぽすか
巻数:現在14巻
ジャンル:ファンタジー/ミステリー/サスペンス
ひとこと:2019年1月よりTVアニメ放送どんな漫画?
母と慕う彼女は親ではない。共に暮らす彼らは兄弟ではない。エマ・ノーマン・レイの三人はこの小さな孤児院で幸せな毎日を送っていた。しかし、彼らの日常はある日突然終わりを告げた。真実を知った彼らを待つ運命とは…!?衝撃の脱獄ファンタジー!!
ちょこっと感想
プリズンプレイクに似た展開で、こちらは刑務所ではなく孤児院。
頭脳戦が繰り広げられて、息もつかせぬ展開でハラハラドキドキするような知的な戦いが面白く夢中になって読める作品です。自力で運命をこじ開けようとしている姿がとても健気で応援してしまうため見応えがある。サバイバルモノにもなっているのでデスゲーム系が好きな人にもおすすめ。

タチバナ映画大好きポンポさん

作者:杉谷庄吾
巻数:現在2巻
ジャンル:人間ドラマ/映画
ひとこと:マンガ大賞2018にて10位入賞どんな漫画?
ポンポさんは敏腕映画プロデューサー。映画の都ニャリウッドで日夜映画製作に明け暮れていた。ある日アシスタントの“映画の虫”ジーンはポンポさんから突然「この脚本は君に撮ってもらうから」と監督に指名された。監督に大抜擢されてしまったジーンの奮闘を描く。
ちょこっと感想
映画を作るお話が1巻完結、たった6話で描かれていました。たった6話なのに、めちゃくちゃ引き込まれてまるで一本の映画を見ているような構成と見せ方で衝撃でした。文字数が多めで絵柄が独特なので初見で引いてしまいかねませんが、じっくりと読み込んでほしい。
この漫画のラストのセリフが、この漫画自体にもかかっているというギミックは爽快でアッパレ。
タチバナ映像研には手を出すな!

作者:大童澄瞳
巻数:現在4巻
ジャンル:人間ドラマ/女子高生
ひとこと:マンガ大賞2018にて9位入賞どんな漫画?
浅草みどりはアニメ制作がやりたいが、一人では心細くって一歩が踏み出せない。そんな折、同級生のカリスマ読者モデル、水崎ツバメと出会い、実は水崎もアニメーター志望なことが判明し・・・!?金儲け大好きな旧友の金森さやかも加わって、「最強の世界」を実現すべく電撃3人娘の快進撃が始まる!!!
ちょこっと感想
創作意欲を刺激されるような新感覚漫画。女子高生3人がアニメーション制作に取り組む様子がドタバタと繰り広げられています。これがまたマニアックで、宮﨑駿監督のような中身の子がいたりとこだわりの視点が非常に面白い。力を合わせて何かを成し遂げようとする青春ドラマとしてもバッチリ。
なんというか、アニメと漫画の間を行くようなこの漫画特有の新しい表現は、数々の漫画を読んできた自分でも衝撃的でした。次世代漫画って感じがする。
タチバナメイドインアビス

作者:つくしあきひと
巻数:現在8巻
ジャンル:ダークファンタジー/アドベンチャー
ひとこと:マンガ大賞2018にて8位入賞どんな漫画?
隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴「アビス」。どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っていた。アビスの不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、次第に「探窟家」と呼ばれるようになっていく。立派な探窟家を目指す少女・リコが、ロボットの少年・レグと共に、アビスのナゾを解き明かすべく深層を目指す。
ちょこっと感想
残酷描写が半端ないダークファンタジー作品。「アビス」と呼ばれる地上最後の秘境である深い穴の冒険物語で、ただ冒険するのではなく、真相を探っていくミステリー要素がかなり強めのストーリー。だからこそ冒険の先が気になって仕方ない。
練り込まれた設定とプロット、そして独特の世界観はロマンがあって冒険モノとしては一級品だと思います。
タチバナとんがり帽子のアトリエ

作者:白浜鴎
巻数:現在5巻
ジャンル:ファンタジー/魔法
ひとこと:マンガ大賞2018にて7位入賞どんな漫画?
小さな村の少女・ココは、昔から魔法使いにあこがれを抱いていた。だが、生まれた時から魔法を使えない人は魔法使いになれないし、魔法をかける瞬間を見てはならない……。そのため、魔法使いになる夢は諦めていた。だが、ある日、村を訪れた魔法使い・キーフリーが魔法を使うところを見てしまい……。これは少女に訪れた、絶望と希望の物語。
ちょこっと感想
魔法使いが題材になっていて、主人公の好奇心やワクワク感が読んでて伝わってくる純度の高いファンタジー作品。とにかく絵が綺麗でディティールに凝っていて、絵だけで色んなことを想像させてくる力があり、下手な説明などはあまりいらない感じ。
ヨーロッパの童話を読んでいるような世界観と雰囲気があって、素敵なハイファンタジー世界が楽しめます。
タチバナランウェイで笑って

作者:猪ノ谷言葉
巻数:現在11巻
ジャンル:人間ドラマ/ファッション
ひとこと:マンガ大賞2018にて6位入賞どんな漫画?
身長は、158cmから伸びなかった…。藤戸千雪の夢はパリ・コレモデル。モデルとして致命的な低身長ゆえに、周囲は諦めろと言うが千雪は折れない。そんなとき、千雪はクラスの貧乏男子・都村育人の諦めきれない夢ファッションデザイナーを無理でしょと切ってしまい…!?叶わない宣告をされても、それでも一途に夢を追って走る2人の物語。
ちょこっと感想
モデル志望の女の子とデザイナー志望の男の子の同級生コンビが逆境の中、夢に向かって邁進し実現させていくストーリー。
才能ありきのシンデレラストーリーではなく、かなり波乱に満ちた内容なので、ひたむきに頑張り力強く物事を乗り越えていく姿に胸が熱くなりました。女性向けと見せかけて、ファッション業界でのスポ根といった熱い少年漫画のような内容なので男女ともにおすすめできる漫画です。

タチバナ不滅のあなたへ

作者:大今良時
巻数:現在10巻
ジャンル:ダークファンタジー/SF
ひとこと:マンガ大賞2018にて5位入賞どんな漫画?
何者かによって“球”がこの地上に投げ入れられた。その球体は、情報を収集するために機能し、姿をあらゆるものに変化させられる。死さえも超越するその謎の存在はある日、少年と出会い、そして別れる。光、匂い、音、暖かさ、痛み、喜び、哀しみ……刺激に満ちたこの世界を彷徨う永遠の旅が始まった。これは自分を獲得していく物語。
ちょこっと感想
不死の力を与えられた少年の生と死の物語。
「命とは何か、何のために生きるのか」を考えさせられる内容であり、命をテーマにした壮大なスケール感をもったハイファンタジー作品です。哲学的な空気感とSFチックで圧倒的な世界観に没入しました。語りかけるように進んでいく物語がなんとも心地良いんです。

タチバナダンジョン飯

作者:九井諒子
巻数:現在7巻
ジャンル:ファンタジー/アドベンチャー/グルメ
ひとこと:このマンガがすごい!2016オトコ編1位どんな漫画?
登場人物が、古典的ファンタジー作品に登場する様々なモンスター(スライム、バジリスク、ミミック、ドラゴンetc)を現実に存在する調理方法によって料理しながらダンジョンを踏破していくという、アドベンチャーとグルメを混交させた作風のグルメ・ファンタジー漫画。
ちょこっと感想
発想が面白い、ゲーム世界の食事に焦点を当てた新しい漫画。ダンジョンで生き抜くためにモンスターを調理して食べるんだけど、その架空であるモンスターの雑学や創造されたうんちくが非常に面白い。ダンジョン踏破モノとしてもテンポ良く進むので楽しめるし、ホントに異色のファンタジー×料理漫画って感じです。

タチバナ凪のお暇

作者:コナリミサト
巻数:現在5巻
ジャンル:人間ドラマ/コメディ
ひとこと:マンガ大賞2018にて3位入賞どんな漫画?
場の空気を読みすぎて他人にあわせて無理した結果、過呼吸で倒れた大島凪28歳。仕事もやめて引っ越して、彼氏からも逃げ出したけど…。元手100万からの再スタート!人生リセットコメディ。
ちょこっと感想
人間関係に疲れた女性が人生を仕切り直す物語。設定はヘビーなんだけど、軽い調子でサラリと押し付けがましくなく描かれているので読みやすい。
現実あるあるが多々あるので、共感できる人はどんどんハマると思います。女性が読めばハマるだろうなあと思いながら読みました。もちろん男が読んでも女性視点のリアルが見られるのでなかなか面白い。

タチバナ
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凪のお暇の1巻を無料で読むことができます。
我らコンタクティ

作者:森田るい
巻数:1巻完結
ジャンル:人間ドラマ
ひとこと:マンガ大賞2018にて2位入賞どんな漫画?
冴えない会社員をしているカナエは、小学校時代の同級生中平かずきと再会する。彼はナゼか一人でロケット開発をしていた。かずきの驚くべき目的を知り、カナエは思わず脱力!だけど、二人は一緒にロケット開発をすることに!カナエとかずきが小学校の時に見たUFOも絡み、思いもよらぬ方向へ物語は進む!
ちょこっと感想
1巻完結の不思議な距離感の2人がある目的のためにロケットを打ち上げるお話。独特の絵と2人のパワーに引き込まれて夢中になって読みました
。淡々と進む中にドラマがあって、読了後は読み始めには想像も出来ないようなカタルシスがありました。
タチバナBEASTARS

作者:板垣巴留
巻数:現在14巻
ジャンル:ファンタジー/アニマル/学園
ひとこと:マンガ大賞2018にて大賞受賞どんな漫画?
擬人化された肉食獣と草食獣が生活・共存をする世界を舞台に、全寮制の学校「チェリートン学園」へ通う動物たちの群像劇が描かれる。
ちょこっと感想
絵柄が独特でかなりクセがありますが、読めば読むほど味が出てくるスルメのような作品。草食肉食の特性を残したまま文明的な生活を送る動物たちのスクールライフが描かれています。
草食肉食の本能からなる苦悩の上での共存が面白いんです。独創的なストーリーと設定で、このファンタジーな世界に引き込まれます。なんとなくアメリカの学校をイメージするような内容ですね。

タチバナ・2018年マンガ大賞ノミネート作品をご紹介!【最近面白かったおすすめ漫画】
エッセイ漫画おすすめベスト10!
10位:よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話

作者:いしいさや
巻数:1巻完結
ジャンル:エッセイ
ひとこと:「二世信者」である娘の視点から描いた実録マンガどんな漫画?
さやちゃんが幼いころ、母が新興宗教へ入信。信者たちが目指すのは、神の教えの通りに規律正しく行動し、崩壊後の世界で復活し、楽園で永遠に暮らすこと。さやちゃんは二世信者として母親や周りの信者から厳しく監視され学校でも浮いた存在に。交際禁止、漫画禁止、国歌禁止、輸血禁止etc…禁止だらけの生活で感じたことをありのままにつづる、衝撃の告白漫画。
ちょこっと感想
謎に満ちた新興宗教の世界と、その信仰を強要された2世信者の苦悩と精神的葛藤がシンプルに分かりやすく描かれていました。
派手な演出が一切なく淡々と描かれていて、想像以上にひどい状況やゾッとする話が次々出てきて興味深かったです。
タチバナ9位:さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ

作者:永田カビ
巻数:1巻完結
ジャンル:エッセイ
ひとこと:pixiv閲覧数480万超の話題作どんな漫画?
「心を開くって、どうするんだっけ…」28歳、性的経験なし。生きづらい人生の転機。高校卒業から10年間、息苦しさを感じて生きてきた日々。そんな自分を解き放つために選んだ手段が、「レズビアン風俗」で抱きしめられることだった──自身を極限まで見つめ突破口を開いた、赤裸々すぎる実録マンガ。
ちょこっと感想
レズ風俗がメインの話ではなく、そこに行くに至ってしまうほどの闇を抱え込んだ女性のお話です。
社会からドロップアウトし、鬱と戦いながらどんな世界を生きているのかを包み隠さずに描かれているのでかなり苦しくなりました。ただしっかりとそんな人へのエールにもなり得る内容にもなっているので、読み終わったあとは楽になります。読み応えはかなりありました。

タチバナ8位:将棋の渡辺くん

作者:伊奈めぐみ
巻数:現在3巻
ジャンル:エッセイ/将棋
ひとこと:1巻の印税は東日本大震災、2巻の印税は熊本地震の義援金として寄付されるどんな漫画?
将棋棋士は人類の代表!将棋を指して生活している。懸命に勉強し、年に50局くらい戦い、勝てば笑い、負ければ自分のせい。勝ち負けだけに支配された世界。それはまるで人生の縮図だ。棋士は、どんな人たちなんだろう?何を食べて、何時間寝ているんだろう?勝負師でも無頼でもない、リアルな将棋棋士の毎日を棋士の妻が漫画にしました。ノンフィクションです。
ちょこっと感想
トップ棋士の渡辺明さんをモデルにして、その日常を奥さんが描いたノンフィクション漫画。将棋では無類の強さを誇る渡辺さんの浮世離れしたエピソードの数々が収録されていて、将棋界の突っ込んだ話もありつつ楽しく読むことができました。かなり個性的というか、抜けているというか・・・
やはり一流の人はちょっと普通ではないんだなと思わされるようなほのぼのした日常を垣間見ることができます。
タチバナ7位:北欧女子オーサが見つけた日本の不思議

作者:オーサ・イェークストロム
巻数:現在5巻
ジャンル:エッセイ/4コマ/日常
ひとこと:作者はスウェーデン人!どんな漫画?
日本のアニメと漫画に感動し、北欧から来日して3年目。コンビニおにぎりが便利すぎる!ホストの髪型はアニメみたいで素敵!オタクなスウェーデン人漫画家が描く、日本への愛に溢れた驚き&爆笑のコミックエッセイ。
ちょこっと感想
スウェーデン出身の女性が描くゆる~いカルチャーギャップ4コマ漫画。外国人から見た日本との文化の違いが気取らずにユーモアに描かれていて、可愛い絵柄と相まって微笑ましくて笑えます。
日本人では当たり前のことでも、外国人にとっては異質だったりして、ちょっと自分とは違った視点の内容がとても面白いし魅力的でした。
タチバナ6位:山賊ダイアリー

作者:岡本健太郎
巻数:7巻完結
ジャンル:エッセイ/狩猟
ひとこと:狩猟免許を持つ作者自身の経験を描いた実録風漫画どんな漫画?
現役猟師、兼マンガ家。岡本健太郎による狩猟&ジビエ喰い実録日誌。ウサギの唐揚げ、カモのロースト、カラスの焼き鳥etc、山グルメ満載!山で迷ったときの心得などサバイバル術も満載!都会を離れ、故郷に戻った男は山に遊び、お気に入りの空気銃「エースハンター」と自作の罠を手に、今日も鳥や獣と勝負する。
ちょこっと感想
狩猟生活を猟師が描いた、普通の人には馴染みのない斬新な漫画。
生々しいんだけど、淡々と狩猟生活が記された構成はまさしくダイアリーというに相応しい内容でした。絵は上手ではないんだけど、狩猟についてのエピソードが豊富で、解体や生態などが細かく書き込まれています。文字数も多くならないよう工夫されていたし、活き活きとしていて生命力に満ち溢れた素晴らしい作品です。

タチバナ
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山賊ダイアリーの1巻を無料で読むことができます。
5位:恋愛3次元デビュー ~30歳オタク漫画家、結婚への道。~

作者:カザマアヤミ
巻数:1巻完結
ジャンル:エッセイ/婚活
ひとこと:爆笑キテレツエピソードどんな漫画?
男性免疫ゼロのオタク漫画家が30歳目前で生身の恋に飛び込んだ!!デート前に「服屋に入る服がない」、イケメンに「コミケのコの字も知らない人とできる話なんてない」。好きな人に「男性(器)の皮ってどうなってるんですか」、「私で勃ちます?」と大暴走!? “こんな婚活アリ!?”の天然系恋愛エッセイ!!
ちょこっと感想
二次元にハマりすぎて現実に興味がなくなった女性漫画家が、一念発起して結婚に至るまでの様子を赤裸々に綴った道のりエッセイです。
リアルの恋愛や性に無知すぎて、天然も相まってぶっ飛んだ行動や言動の数々にかなり笑わされました。知識が一切ないのに積極的にアタックしていく著者が面白すぎました。旦那様との初夜など全てを暴露してしまっている著者の不器用さも読んだあとなら納得です。

タチバナ4位:日本人の知らない日本語

原案:海野凪子、漫画:蛇蔵
巻数:現在4巻
ジャンル:エッセイ
ウンチク:主演は仲里依紗にて2010年にTVドラマ化。どんな漫画?
日本語ってこんなふうになってたのか!?思わず「ほ~っ!」の日本語、再発見コミックエッセイ登場!日本語学校に集まるマジメな外国人生徒たち。そんな彼らの、外国人ならではの日本語の使い方やギモンの数々は、私たち日本人も知らなかった日本語の一面を教えてくれます。
ちょこっと感想
外国人と通して日本語のディープな世界が堪能できる傑作。何の気なしに使っている言葉にも、外国人視点でみると「なぜ?どうして?」がたくさん生まれ、そしてそれにしっかり解答してくれています。
日本語のトリビアがこれでもかと詰まっているような内容で、日本語って面白い!という気持ちにさせてくれるのと同時に、改めて日本語の難しさがわかりました。
タチバナ3位:ママはテンパリスト

作者:東村アキコ
巻数:4巻完結
ジャンル:エッセイ/育児
キャッチコピー:「すいません 育児ナメてました」どんな漫画?
革命的面白さの、新世代育児エッセイ!漫画連載を多数かかえる作者は、初育児に毎日テンパりまくり!息子ごっちゃんの、予想を裏切る驚愕リアクションの数々…。そのデンジャーな魅力に、やみつきになる事間違いなし!
ちょこっと感想
これぞエッセイ漫画というに相応しい内容で、作者の育児の様子が赤裸々に綴られています。育児というと押し付けがましい内容を想像しがちですが、そういったものは一切なく、ただひたすらに作者自身が体験したエピソードを読みやすく微笑ましく描かれていました。かなり笑える痛快な漫画になっているので、女性はもちろん男性も楽しめると思います。

タチバナ2位:精神科ナースになったわけ

作者:水谷緑
巻数:1巻完結
ジャンル:エッセイ/精神病院
ひとこと:初の精神科ナースコミックエッセイどんな漫画?
普通のOLだった太田良枝は、肉親の死による悲しみで、心のコントロールが利かなくなってしまった経験から心の病に興味を持つようになり、精神科の看護師になることを決意。――――私がそうだったように、誰だって平常心でいられない時もある。”おかしい”と”おかしくない”の境界線はいったいどこにあるんだろう。「妄想」ってなんだろう。「狂う」ってなんなんだろう。――――精神科のリアルな現場を新人看護師の目線で描いた意欲作。
ちょこっと感想
低めのテンションでゆったりと綴られる精神病院のお話。
今まで精神を病んだ人と出会ったない人が、こんな世界もあるんだと識ることができる本だと思いました。重いテーマと内容ですが、前向きなメッセージでまとめられているので心に響いてくるものがありました。暗くなりすぎないので、非常に読みやすいし勉強にもなりました。

タチバナ1位:透明なゆりかご~産婦人科医院看護師見習い日記~

作者:沖田×華
巻数:現在7巻
ジャンル:エッセイ/産婦人科
ひとこと:2018年7月にNHKにてTVドラマ化どんな漫画?
看護学科の高校3年生の×華(ばっか)は母親のすすめで産婦人科医院の見習い看護師として働くことになる。中絶の現場やその後処置を体験して一時は辞めそうになるが、出産の現場に立ち会い、生まれる命の力強さに感動し、仕事を続けていく決意をする。そんな産婦人科の光と影を描いている作品。
ちょこっと感想
普段触れることがなく、あまり深く考えない部分の世界を垣間見ることができる産婦人科のリアルが描かれていました。命の大切さを痛いほど痛感させられたし、リアルだけに生々しくて刺激が強めですが、かなり考えさせられる内容です。
人にはそれぞれドラマがあるんだなぁと改めて感じさせてくれました。
タチバナ泣ける・感動する漫画おすすめベスト10!
10位:ハチミツとクローバー

作者:羽海野チカ
巻数:10巻完結
ジャンル:恋愛/青春/大学生
ウンチク:このマンガがすごい!オンナ編1位(2006年,2007年)どんな漫画?
美大に通う主人公竹本祐太が、ヒロイン花本はぐみに一目惚れするところから物語が始まる。美術大学生と教官など、それらを取り巻く人間模様が多彩に描かれ、複雑な恋模様などにも触れながら、自身の生き方、恋愛など若者の苦悩が語られている内容。
ちょこっと感想
キラキラがいっぱい詰まった素敵な物語!リアリティを持った青春群像劇で、青春マンガらしく熱くて切なくて悲しくて涙がちょちょぎれます。それぞれの登場人物にスポットが当たるので、丁寧な描写も相まって感情移入がもの凄くできる作品だと思います。だから泣けるんですよね。10巻という絶妙な長さでまとめ上げられているのも良かったです。

タチバナ9位:7SEEDS

作者: 田村由美
巻数:35巻完結
ジャンル:SF/サバイバル/人間ドラマ
ウンチク:2019年4月よりついにアニメ化どんな漫画?
人類の滅亡が危ぶまれたために冷凍保存された若者たちの物語。地球が災厄に襲われている間眠り続け、彼等が目覚めた後、荒廃した地球でサバイバルが繰り広げられる未来系SF作品。
ちょこっと感想
SFファンタジー作品なんだけど、かなりリアリティを持ったサバイバルが描かれています。
とにかく設定と世界観が秀逸だし、一度読んだら忘れないくらいな強烈なインパクトがあります。絵で謙遜した人はまじで損してる。サバイバルなのでかなりグロテスクな描写もあり普通に人も死ぬので、甘い少女マンガのような泣ける話を求める人には向かないと思う。ワケも分からず荒れ果てた世界に放り込まれた若者たちが生きるために懸命に生きていく姿には胸を打たれるものがありました。生きるということについて考えさせる重い内容なんだけど、暗い話というわけでもなく、むしろ勇気を抱かせるお話ですね。とても悲しくて切なくて感動するんです。特に4巻での一つのチームの話はボロボロに泣きました。

タチバナ8位:GUNSLINGER GIRL

作者:相田裕
巻数:15巻完結
ジャンル:SF/ガンアクション/人間ドラマ
キャッチコピー:「少女に与えられたのは、大きな銃と小さな幸せ。」どんな漫画?
舞台は現代のイタリア。政府の汚い仕事を代わりに行っている機関のお話で、その機関では集めた瀕死の子供達を「義体」と呼ばれる強力な身体能力を持つ肉体に改造し、 薬物による洗脳を施した上で、政府の非合法活動に従事させている。主人公である義体と義体担当官が、敵対している反政府活動組織と戦うというストーリー。
ちょこっと感想
キャッチコピーがホントに秀逸で、それが最後の最後まで効いている内容。「限られた命をどう生きるか」というテーマが軸になって、話が進むにつれ重厚になっていくストーリーにどんどんのめり込みました。少女たちの短く儚い人生と、そんな少女たちが担当官と様々な関係性を築いていく描写が魅力的で胸にくる。最後に至るまでの伏線の張り方も見事で、読んでいて感心する部分もたくさんありました。
終盤は切なさや感動やら色んな感情が押し寄せてきて、悲涙と感涙を繰り返しながら読んでました。
タチバナ7位:テガミバチ

作者:浅田弘幸
巻数:20巻完結
ジャンル:ファンタジー/スチームパンク/ショタ
ウンチク:アニメ主人公の声優は沢城みゆきどんな漫画?
夜が明けることのない星に、アンバーグラウンドという名の地がある。首都を照らす人工太陽の光が届かない、暗く危険な地域を旅する国家公務があった。彼らの仕事はその地で生きる人々の「こころ」が託された「テガミ」を届けること。国民の大切な「テガミ」をお届けする。それこそが、彼ら「テガミバチ」の仕事。
ちょこっと感想
世界観設定が独特で魅力的。幻想的なファンタジーの世界が広がっていました。ストーリーに奥深さと温かみがあって、テガミに込められた想いに泣けるんです。伏線回収も綺麗で、ここに繋がるのかと感心することも多かったです。基本的に1話完結型で、その流れで大筋の話も進んでいくスタイル。泣ける話が多くて、1話に1回は涙ぐむくらい感動系です。最終回は号泣しました。

タチバナ6位:電影少女

作者:桂正和
巻数:9巻完結
ジャンル:SF/ファンタジー/ラブコメ
ウンチク:累計発行部数1400万部を突破している大人気作どんな漫画?
ピュアな心の持ち主にしか見えないビデオテープから実体として現れる美少女と、その少女達の助けを必要としている恋に悩む少年を中心として、その少年の恋愛模様が描かれたSFラブコメディ。
ちょこっと感想
可愛い女の子を書く天才。しかもエロい。露骨なエロではなく、上手く話に溶け込むようになっているところにそそられる。SFを織り交ぜながらも人間臭さに溢れるストーリーになっていて、とにかく心理描写が丁寧で細かくて、だからこそ心に響いてくるんです。人の気持ちって思い通りにはいかないし、ツライことも多いけど傷ついた分だけ成長していくんだなあとしみじみ感じます。泣けるシーンも多くて、特に最終回は号泣です。

タチバナ5位:四月は君の嘘

作者:新川直司
巻数:11巻完結
ジャンル:音楽/青春/中学生
キャッチコピー:「僕らは誰かと出会った瞬間から、一人ではいられないんだ」どんな漫画?
幼くして天才ピアニストと呼ばれ数々のピアノコンクールで優勝してきた少年・有馬公生が主人公の物語。しかしある事件をきっかけにピアノの音が聞こえなくなり、ピアノから遠ざかっていた彼だが、中学3年生の時、ヴァイオリニストの少女・宮園かをりと出会う。そんな2人が中心になってストーリーを織り成す音楽青春劇。
ちょこっと感想
音楽を題材にして紡ぎ出される切なくも甘い青春ラブストーリー。透明感のある作画が音楽シーンを引き立てていて、その雰囲気に吸い込まれそうになるほど没頭しました。熱いシーンも多くて、演奏シーンでは毎回のように泣かずにはいられないそんなグッとくるものがある。
最後の最後でこのマンガのタイトルの意味がわかった時、たぶん震えると思います。その余韻と読後感は半端ないです。しばらく動けなくなりました。
タチバナ4位:最終兵器彼女

作者:高橋しん
巻数:7巻完結
ジャンル:SF/終末世界/恋愛
キャッチコピー:「この星で一番最後のラブストーリー」どんな漫画?
ぎこちなくも清純な交際をしている高校生のシュウジとちせ。しかし、実はちせにはある秘密があり、自衛隊によって改造された戦うための“最終兵器”だった。地球のあちこちで紛争が起こるたびに呼び出され現場へ向っていくちせと、彼女を見守ることしかできないシュウジ。ふたりの未来はいったい…。
ちょこっと感想
破滅の中の恋愛を描いた胸に突き刺さるような作品でした。
恋愛と戦争、2つのテーマがしっかりと描かれていて、戦争らしい退廃的・閉鎖的な空気感やその悲惨さ・壮絶さの中での恋愛の描き方は見事でした。壊れていく彼女と、それを止めることのできない彼氏。心理描写が丁寧なので感情移入でき、痛いほど切実にその世界を感じられます。終盤の盛り上がりと感動はたまらないものがありました。

タチバナ3位:花田少年史

作者:一色まこと
巻数:5巻完結
ジャンル:ファンタジー/幽霊/コメディ
ウンチク:2006年に「花田少年史 幽霊と秘密のトンネル」として実写映画化どんな漫画?
わんぱく少年が交通事故で大怪我を負い、奇跡的に助かったんだけど幽霊が見える能力を授かることになる。それ以降、様々なオバケ達が生前の未練や願いを果たすため、少年の元にやってきて無理難題を押し付けてくる。その願いを叶えるため奮闘するストーリー。
ちょこっと感想
どこかノスタルジーを感じる作品で、わんぱくに走り回っている花田少年と一緒にワクワクしながら追体験させてもらえるような内容。そしてこれは、幽霊との交流によって大人の社会のあらゆる現実を目の当たりにして成長していく成長譚でもあるんです。そんな摩訶不思議な体験記を、おもしろおかしく、そして感動的に描ききっています。笑えるところはホントに面白いし、泣けるところは号泣です。

タチバナ2位:クロノクルセイド

作者:森山大輔
巻数:8巻完結
ジャンル:ファンタジー/アクション/バトル
ウンチク:アニメ化されているがストーリーが大きく違うどんな漫画?
舞台は1920年代のアメリカ合衆国。人の世に害を成す「悪魔」が暗躍するファンタジー作品。そんな世界の中で、闇を抱えた悪魔祓いのシスターロゼットとその助手クロノの活躍を描く物語。
ちょこっと感想
ストーリー、構成が抜群に完成度が高くて、伏線の回収に痺れてホントに感動します。
ラストの展開には涙が止まりませんでした。もう号泣。これほど綺麗に終わるマンガもそうそうないって言うくらい綺麗。余韻が半端ないです。絵も綺麗で、アクション満載で迫力があって、全8巻というちょうどいいくらいの尺の中でコンパクトにテンポ良く進む物語にどんどん引き込まれていくと思います。展開が熱いので心臓をバクバクさせながら読むことになる場面もあり、とにかく先が気になって仕方なくなるんです。なんでこの作品が世にあまり知られていないのが理解できない。ホントにおすすめです。

タチバナ1位:かくかくしかじか

作者:東村アキコ
巻数:5巻完結
ジャンル:自伝/人間ドラマ
ウンチク:2015年マンガ大賞受賞どんな漫画?
作者東村アキコの自伝的マンガ。故郷・宮崎でマンガ家になることを夢見ていた少女・明子が売れっ子マンガ家になるまでの道のりを恩師・日高先生の思い出とともにつづったコミックエッセイ。東村アキコのルーツが赤裸々に描かれています。
ちょこっと感想
先生の猛烈に破天荒な人柄と、作者の当時のバカな私の関係がメチャクチャ面白い。そしてところどころで出てくる「現在の私」から先生へのメッセージが後悔や自責の念に溢れたほろ苦さがあってグッとくるものがあります。短い5巻の中で、受験、大学生活、就職、仕事、漫画家としての人生に至るまでが描かれたまさに人生のドラマを描いた作品。
ラストの5巻はもう泣きっぱなしです。作者も号泣しながら作業して書き上げたそうです。
タチバナ・絶対に読んでほしい!!泣ける・感動するおすすめ漫画ランキングBEST10!
笑える漫画おすすめベスト10!
10位:聖☆おにいさん

作者:中村光
巻数:現在16巻
ジャンル:ギャグ/ファンタジー
ウンチク:2018年に松山ケンイチと染谷将太で実写ドラマ化どんな漫画?
目覚めた人・ブッダ、神の子・イエス。世紀末を無事に越えた二人は、東京・立川でアパートをシェアし下界でバカンスを過ごしていた。近所のおばちゃんのように細かいお金を気にするブッダ。衝動買いが多いイエス。そんな“最聖”コンビの立川デイズ。“笑い”でも世界を救う!聖人in立川。ブッダとイエスのぬくぬくコメディ。
ちょこっと感想
宗教ネタを上手く取り扱っていて、何よりブッダとイエスが現代の世界で暮らすというアイデアが秀逸!そんな宗教が絡むデリケートな内容をゆるーく描ききった作品。
宗教をネタにするという危険な賭けが見事に成功した稀有な例だと思います。超越者である2人物凄く庶民的なことで頭を悩ませたり、そうかと思えば壮大すぎる感覚が実生活との齟齬を生んだり、無意識に発動してしまうチート能力のせいでついうっかり奇跡を起こしてしまって慌てたり。そういうエピソードの数々が微笑ましく、シュールな笑いを生み出していました。

タチバナ9位:ギャグマンガ日和

作者:増田こうすけ
巻数:15巻完結
ジャンル:ギャグ
ウンチク:TVアニメは4期に渡って放送。全62話どんな漫画?
古今東西のネタを盛り込んだ、めくるめくギャグマンガ登場。うすた京介先生を始め各界から絶賛を受けたヘンテコワールドがキミの臓腑をじわじわ刺激する!
ちょこっと感想
個性豊かなキャラクターが繰り広げる1話完結型のオムニバス形式ギャグマンガ。数多のエピソードとネタの発想がぶっ飛んでいて、この作者は天才だなあと感心させられる。絵の雑さが味になっている変な感じもあるんですよね。ただ、個人的には当たり回とハズレ回の差が激しい印象。ずーっと面白いってワケではなく、たまに凄まじく笑える回があるんですよ。かなり笑える面白い回が2割、普通な回が5割、つまらない回が3割くらいの感じ。普通なら凡作の評価なんだけど、そのかなり笑える面白い回ってのが評価を爆上げしてます。思い出しても笑ってしまうくらい笑えます。ただ、作風が合わない人にはとことん合わないと思うしこればっかりはわからない。この作風のシュールな笑いについていけたときの爆笑回は素晴らしいものがあります。

タチバナ8位:太臓もて王サーガ

作者:大亜門
巻数:8巻完結
ジャンル:ギャグ/ファンタジー/学園
ウンチク:8巻であえなく打ち切りどんな漫画?
異世界「間界」の王子・太臓が、人間が住む「実界」にやって来た!その目的は太臓ハーレムランド建設!?「赤い悪魔」と呼ばれる不良・阿久津宏海を巻き込んで、もて王を目指す太臓の「愛」のGAG物語が始まる!
ちょこっと感想
パロディ漫画の最高峰とも言えるめちゃくちゃ好きな作品。ジャンプ連載漫画なので基本的にジャンプ系の誰でも知っているような漫画を幅広くパロディしていた。デスノートやワンピース、ブリーチにナルト、テニプリなどなど。パロディした作品には作者からの愛とリスペクトをしっかりと感じることができるので、原作のファンでもまったく嫌に感じませんでした。その中でも特にジョジョネタは秀逸です。作者が大のジョジョ好きでその愛がひしひしと伝わってきて、そしてしっかり面白い。
ジョジョ原作の荒木飛呂彦先生からも公認で、もう本当にやりたい放題という感じだった。パロディを使ったボケも面白いんだけど、ツッコミも的確かつキレッキレでかなり冴えていた印象。作者が「ツッコミにはこだわっていて書き直しを重ねている」と言っていたのには納得した覚えがある。ラブコメ要素も充実していてこれもまた良かったです。

タチバナ7位:あそびあそばせ

作者: 涼川りん
巻数:現在7巻
ジャンル:ギャグ/女子高生/学園
ウンチク:2018年7月にTVアニメ化どんな漫画?
圧倒的画力で描かれる美少女とシュールギャグに、笑わずにはいられない!!ギャグ漫画の最先端を行く「美少女×お遊戯」コメディ!
ちょこっと感想
この作風と絵柄から生み出されるギャップとシュールな面白さにハマりました。基本的には女の子3人の日常コメディなんだけど、そういった作風にある萌えや和みなどは排除してギャグに特化した感じ。かなり残念な方向にこじらせてしまっている個性豊かなキャラの美少女顔芸が楽しめます。キャラの関係性も殺伐としていて、とにかくギャップが面白いんですよね。そして作者の絵のパターンの数にも驚きます。表紙のような可愛らしいときもあれば、ホラー漫画のようだったり、子供が描いたような崩れた絵になったりと、多くのパターンを使い分けているのがこの漫画の面白さの所以かもしれない。テンポも抜群に良いので、本当に読みだしたら止まらない漫画になってます。

タチバナ6位:浦安鉄筋家族

作者:浜岡賢次
巻数:31巻完結
ジャンル:ギャグ/小学生
ウンチク:シリーズ25周年を突破してもなお連載は続いているどんな漫画?
元気一番の小鉄にオモシロ家族と仲間たち。ちょー変なご近所さんも乱入のウルトラ人気ギャグ!
ちょこっと感想
小学生時代からの愛読書。この漫画で育ったと言ってもいいくらい小学生のときに流行ってずっと隣にあった漫画。色んな思い出があって、今でも鮮明にシーンを思い出せるしふとしたときに見かけるとつい手にとってしまう。この漫画の独特な擬音表現が未だに忘れられません。小学生がとにかく喜ぶ内容で、下ネタ満載で凄まじく下品なんですよね。
下品を通りこしてもう汚いくらいだけど、そういう作風に抵抗ない人は是非読んでほしい。よりぬきシリーズ
そして今から全巻読むのはちょっと大変だなと思う人や、また浦安読みたいなと思った人のために「よりぬきシリーズ」というものがあります。初代浦安と元祖浦安から選りすぐりの話を集めた内容になっています。1巻が「春巻遭難編」2巻「あかね受難編」3巻「垣&鬼母編」4巻「小鉄夏休み編」5巻「国会議員編」6巻「花丸木らむーん編」7巻「大鉄テキトー編」8巻「仁ママ&仁編」9巻「十三階段ベム編」神回を集めたコレクションになってます。

タチバナ5位:セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん

作者:うすた京介
巻数:7巻完結
ジャンル:ギャグ/SF/学園
ウンチク:作者が精神的に追い込まれたため、大人気だったにも関わらず連載終了どんな漫画?
わかめ高校2年生の花中島マサル。彼が部長を務める謎の格闘技部「セクシーコマンドー」部の部員はフーミン・真茶彦・キャシャリン・スーザンの4名。ちょっとおかしな部活が、今日も展開され!?独特の視点からの支離滅裂なギャグを展開していく。
ちょこっと感想
天才が作るギャグ漫画の傑作。
一つの新しいジャンルを切り開いたと言ってもいいくらいの功績を残した、シュール系ギャグマンガの先駆けとも言える作品。いかに発想を飛躍させるか、いかに奇想天外なモノを書き込むか、いかに個性を輝かせるかというギャグ漫画でなくとも大切なことをとことん描ききったと思う。主人公マサルが思いついたままの意味不明な行動と言葉だけで、テキトーな感じでゴリゴリ進むストーリーはたまらなく面白いし、よくこんな無茶な手法を貫いたなと驚嘆します。方向性も縦横無尽で、宇宙人だったり、競技であったり、秘密組織だったり、校長先生であったり、マスコットキャラであったりととにかくいい意味で迷走しまくっていた。メインテーマなんてものも皆無で、とことん勢いで描き上げたシュールなギャグ漫画ってやつですね。

タチバナ4位:世紀末リーダー伝たけし!

作者:島袋光年
巻数:13巻完結
ジャンル:ギャグ/バトル/ファンタジー
ウンチク:「トリコ」と同作者どんな漫画?
ポッポ小学校に入学したたけしは生まれ持った熱きリーダー魂とオッサン顔で、たちまち町中にその名をとどろかす。友達のピンチ、悪人の襲来、ダンディコンテスト、学園祭、遠足…誰かが困ったときに必ず解決してくれる、まさにリーダー的存在なのだ!
ちょこっと感想
リーダーバッチがほしくてハガキを送ったのを覚えています。1話完結型のギャグ回がメインで、たまに長編のバトル編に突入。そのバランスも絶妙だったし、長編のシリアスな展開も上手く笑いと感動が織り交ぜてあって非常に楽しめた。子供心に大切な教訓を教えてくれるような、道徳的なメッセージ性もあって良い話が多かったですね。ギャグだけだと息切れするから、上手く熱いバトル編を織り交ぜたのが長く続いてここまで人気が出たんだと思います。
ギャグ回はハズレ回がないほど毎回面白かったし、強烈な個性のあるキャラクターがハイテンションでドタバタする様は本当に毎回爆笑モノです。ギャグ漫画としても、ストーリー漫画としても面白い傑作漫画。

タチバナ3位:監獄学園

作者:平本アキラ
巻数:28巻完結
ジャンル:コメディ/学園
ウンチク:2015年にTVアニメ化どんな漫画?
伝統ある全寮制の女子高・私立八光学園。このお嬢様学校が本年度から男子を入学させることとなった。しかし入ってきた男子はたったの5人。そのうちの一人、清志(キヨシ)は女だらけの環境に胸躍らせていた。その先に驚愕の未来が待っているとは知らずに……。
ちょこっと感想
エロに特化したお色気全開のまさに男のためのギャグ漫画。画力の高い絵にシリアスなシーンの中で、アホみたいな下ネタとギャグそしてエロが満載な作品。作画の上手さは他の追随を許さないほどの綺麗さ。その画力を活かしたエロ描写は一級品です。下ネタギャグがメインで、中途半端にブレる事なくどこまでもぶっ飛んだ作風が貫かれていて潔くて好感が持てました。ストーリーも男の欲望を赤裸々に綴っていて、共感できるところが多々あって最高に面白い。隙あらば、胸やお尻を強調してくるもたまらなくそそられます。

タチバナ
マンガBANG!人気漫画が毎日読めるマンガアプリ
監獄学園の1巻を無料で読むことができます。
2位:ヒナまつり

作者:大武政夫
巻数:現在16巻
ジャンル:コメディ/SF/裏社会
ウンチク:2018年にTVアニメ化どんな漫画?
芦川組の若手ホープ・新田の部屋に落ちてきた奇妙な楕円形の物体。それが全ての始まりだった!物体のなかに居たのは、無表情な少女・ヒナ。強力な念動力で新田を脅し、ヒナは新田家に住みつくことに。かくしてヤクザとサイキック少女の危険な共同生活が始まった!
ちょこっと感想
中毒性のヤバイ、今最高に面白い漫画。インテリヤクザと超能力の使える少女が織りなすシュールなギャグストーリー。とにかく登場人物全員のキャラが抜群に立っていて全員もれなく面白い。下ネタや過激な方向で勢いまかせっていうのはほぼなくて、独自の発想や着眼点から笑わせにくるハイセンスなギャグ。基本的には人物同士の思惑のズレだったり、すれ違いをシュールに描いてギャグに仕立ててる感じ。ストーリー性もしっかりあってギャグ要素だけではなく、ほっこりさせる要素や泣かせにくる要素もあってなんとも言えない心地よさの感じる漫画です。

タチバナ1位:今日から俺は!!

作者:西森博之
巻数:38巻完結
ジャンル:コメディ/ヤンキー/学園
ウンチク:累計発行部数は4000万部超えどんな漫画?
「この転校をキッカケに俺は…」今までさえなかった三橋は目立ちたい一心で金髪パーマでツッパリデビュー!そんな三橋の前にもう一人の転校生、トンガリ頭にマスクでキメた伊藤が現れて……。金髪とトンガリ頭の最強ツッパリコンビが繰り広げる青春不良コメディ!
ちょこっと感想
殿堂入りしているようなレジェンド作品なので、ここで挙げるのはズルイかもしれませんが笑える漫画No1はコレ意外にないかな。
古き良きツッパリ漫画で、ギャグ、友情、熱血、ラブコメ、青春、どれもこれも最高。大爆笑して、熱くなって、そして泣ける作品なんです。テンポも抜群で、キレッキレのギャグ、スピード感のあるバトルシーンなどなど、内容が濃すぎて語り尽くせないくらい。キャラが個性的で、そして超カッコよくて脇役にまで愛着が湧くんですよね。ストーリー展開もぶっ飛んだものはなく、すべて納得のいくシナリオになっていてやり過ぎ感もない。よくこんなに自然なストーリーでハイレベルなギャグが入れられるなぁと感心します。38巻と多いように感じるけど、文字が多い漫画ではないので一瞬で読み終わるレベルだと思います。読んでない人が心の底から羨ましい。

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10位:ミュージアム

作者:巴亮介
巻数:3巻完結
ジャンル:ミステリー/サスペンス/ホラ-
ウンチク:2016年に主演小栗旬にて実写映画化どんな漫画?
悪魔の蛙男、“私刑”執行。“ドッグフードの刑”“母の痛みを知りましょうの刑”“均等の愛の刑”“針千本のーますの刑”“ずっと美しくの刑”――。すべては、ある1つの裁判から始まった。超戦慄連続猟奇サスペンスホラー!
ちょこっと感想
まるでサイコサスペンス映画を見てるような気分になる漫画!映画で言うと「SAW」や「セブン」のような感じですね。心理描写も丁寧で、犯人と主人公のスリリングな駆け引きが見応えたっぷりでどんどん引き込まれていくんです!そして猟奇的な内容にゾックゾクきます。かなりグロテスクな描写も含まれます。サスペンスとしても秀逸で、3巻にすっきり纏まっているのも好印象。

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9位:Another

原作:綾辻行人、漫画:清原紘
巻数:4巻完結
ジャンル:ミステリー/サスペンス/ホラー
ウンチク:原作は小説でTVアニメ化もされているどんな漫画?
26年前、夜見山北中学にミサキという生徒がいた。一年生の頃から周囲の人気者だったが、クラス替えで三年三組になったミサキは急に事故で死んでしまう。だが、人気者の突然の死を受け入れられない同級生たちは“ミサキは生きている”フリをし続けた。ところが卒業式の日…、集合写真に実際にはいるはずのないミサキが写っていたという…。そして――。
ちょこっと感想
小説から様々なメディアに展開した大人気ミステリーホラー作品。漫画版には漫画でしかできない恐怖の演出があったりとかなり楽しめます。アニメも大人気で結末そのものは一緒だけど、そこに至る経緯が違ったりするのでアニメファンにも是非読んでもらいたい。死んだはずの人物が生きていたりします。
死者は誰か?というのを常に緊張感をもって描かれていて、テンポが良くひたすら先が気になる漫画になってると思います。
タチバナ8位:カラダ探し

原作:ウェルザード、漫画:村瀬克俊
巻数:17巻完結
ジャンル:サスペンス/ホラー/デスゲーム
ウンチク:原作は小説どんな漫画?
友人の遥から「私のカラダを探して」と依頼された明日香たち。それは、学校に伝わる“赤い人”の怪談を予感させるものだった――。早くすべてのカラダを見つけなければ、永遠に同じ日が繰り返され、何度も“赤い人”に殺されると言うが…。
ちょこっと感想
設定や演出が細かくてホラーとしての見せ方が非常に上手い。なのでかなり怖いです。スリルあるループもので、ミステリー要素も含みながら少しづつ壊れていく信頼関係など、毎日何かが変わっていくストーリーは楽しめると思います。

タチバナ7位:アイアムアヒーロー

作者:花沢健吾
巻数:22巻完結
ジャンル:サスペンス/ホラー/サバイバル
ウンチク:2016年に主演大泉洋で実写映画化どんな漫画?
謎の感染症による平凡な日常の崩壊を描いたSFホラー漫画。ゾンビを題材とし、主人公の日常を描くことに割き、パンデミック後も「日常性の崩壊」と「災害」が仔細かつ淡々と描かれる。
ちょこっと感想
累計発行部数は800万部を突破し、実写映画化までされたた大人気パニックホラー作品。
何がスゴイってめちゃくちゃ臨場感があるんですよね。読んでいるとビクッとするようなシーンが多くて、つい自分も危機感を覚えてしまうような仕掛けが満載で抜群の読み応え。ありふれたゾンビネタだけど画力と演出が上手いし、サバイバル感もしっかりあるのでハラハラドキドキ楽しめると思います。

タチバナ6位:死人の声をきくがよい

作者:ひよどり祥子
巻数:12巻完結
ジャンル:サスペンス/ホラー
ひとこと:女の子がいっぱい出てくるホラー作品どんな漫画?
死んだ人間の姿を見ることが出来る少年、岸田純を主人公とし、幼馴染の幽霊少女・早川と共に奇怪な事件、人々の心の闇を描いた正統派ホラー。
ちょこっと感想
なんというか、古典的なホラー描写と展開はまさに正統派ホラーというに相応しいと思う。異様な作品内の雰囲気がそれらと合わさって、他ではなかなかないようなゾクゾクとした楽しさがある。
古典的な仕掛けのホラーってやっぱり面白いんだなと思わせてくれる作品です。
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5位:恐之本

作者:高港基資
巻数:10巻完結
ジャンル:サスペンス/ホラー
ひとこと:ホラー短編集の詰め合わせどんな漫画?
日本の夏、ホラーの夏……冷房なしでも涼しく過ごせるように、あなたを恐怖の世界に誘う一冊。1話完結のオムニバス作品集。
ちょこっと感想
1話完結型の短編集の詰め合わせですね。
ほんとにあった怖い話を見ているようで、1つ1つ作り込まれていて、しっかり全部ホラーしていて読み応えは抜群。怖くて仕方ないんだけど、短編ばかりで読みやすくて、好奇心で次へ次へと読む手が止まりませんでした。ただ、当たり回ハズレ回は当たり前ですがあります。それでもゾっとするのが多いので夜読むのはおすすめしません!

タチバナ4位:マンホール

作者:筒井哲也
巻数:6巻完結
ジャンル:サスペンス/ホラー
ウンチク:長崎県で有害図書類に指定されたどんな漫画?
夕暮れの商店街で、全裸の男が怪死を遂げた。検死の結果、体から新種の寄生虫が発見される。ベテラン刑事・溝口とその部下・井上は事件を追う内、ひとつのマンホールへとたどり着く。暗闇の中、そこには謎の“施設”の存在が…!?加速する恐怖、戦慄のバイオ・ホラー作品。
ちょこっと感想
社会派バイオ・サスペンスホラー!2巻でこのクオリティは凄いです!起承転結がしっかりしていて、謎の事件から物語へ引き込んでいく力は強烈。これを途中で投げ出す人はいないんじゃないかと思う。それくらいハラハラする展開とホラーとしての見せ方は素晴らしかった。各登場人物の視点と心情も細かく描写されているので没入感も◎。

タチバナ3位:ミスミソウ

作者:押切蓮介
巻数:6巻完結
ジャンル:ミステリー/サスペンス/ホラー
キャッチコピー:「精神破壊(メンチサイド)ホラー」どんな漫画?
ある過疎の進む地方の町で人心の闇が引き起こした惨劇を描いた作品。内容は、同級生達から陰惨なイジメを受けたあげく家族を殺害された少女が復讐を行うサイコホラー。
ちょこっと感想
ハッキリ言って読後感は最悪です。おすすめ作品に入れましたが万人にはおすすめできません。内容はそれはもう強烈。そしてイジメを題材にしているところがあるのでめちゃくちゃ重くてダーク。ひたすらダークでエグい。だけど読む手が止まらない作品。ホラーとしての迫力の出し方が秀逸で、登場人物の表情は本当に恐ろしいものがありました。読むなら覚悟して一歩引いて読むことをおすすめします。

タチバナ2位:サユリ

作者:押切蓮介
巻数:2巻完結
ジャンル:ミステリー/サスペンス/ホラー
ウンチク:2010年に「コミックバーズ」にて連載どんな漫画?
この家に住んでた人って…どんな人だったの…? 夢の一戸建てマイホームへと引っ越した神木家。しかし、家族7人揃ってのありふれた幸せを満喫する間もなく次々と不幸で不気味な出来事がこの一家にふりかかる…。マイホームを手に入れた平凡な家族に降りかかる恐怖を描いたホラー漫画。
ちょこっと感想
極めて上質なホラー漫画!主人公のドラマがしっかり描かれていて、ホラーとしての怖さと物語としての面白さが素晴らしい。ミステリー要素も含みつつで、恐怖の質が変化していくというのもお見事でした。2巻というコンパクトさでしっかりと読み応えがあり、終わり方も秀逸だったのでこの評価です

タチバナ1位:座敷女

作者:望月峯太郎
巻数:1巻完結
ジャンル:ミステリー/サスペンス/ホラー
ウンチク:1993年に週刊ヤングマガジンにて連載どんな漫画?
雷のなる深夜、森ヒロシはドンドンという音で目が覚めた。外を覗いてみると、隣の部屋の前にロングコートにロングヘアー、紙袋とバッグを提げた異様な大女が立っていた。翌日から、突如その大女に付きまとわれるようになった森。サチコと名乗る女の行動は次第に異常さを増してきた。彼女の目的は何?そして彼女は何者!?ひたひたと迫りくる恐怖が描かれた心理ホラー漫画。
ちょこっと感想
結局一番怖いのって、ゾンビでも幽霊でもなく生きてる人間なんですよ。そんな恐ろしい人間に付きまとわられる都市伝説的な正統派ホラー。全編に陰鬱な空気感を纏っていておどろおどろしい雰囲気が恐ろしさを引き立てて本当に怖かった。ラストのセリフには鳥肌全開。怖さは間違いなくNo1だと思います。1人暮らししてる人は読まないほうがいいかもしれません。

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10位:ウツボラ

作者:中村明日美子
巻数:2巻完結
ジャンル:ミステリー/サスペンス
ひとこと:時系列バラバラ系サイコサスペンスどんな漫画?
謎の死を遂げた美少女「藤乃朱」。入れ替わるように、「朱」の双子の妹と名乗る少女「桜」が、作家・溝呂木の前に現れるも、彼女の正体は一切不明。二人の点をつなぐ作家・溝呂木は、盗作に手を染め深い闇に追い詰められていく。そして事件の謎を追う編集者と刑事たち。彼らの間を蠢く謎は深まるばかり――。顔のない死体とひとつの小説をめぐる、謎の物語。
ちょこっと感想
2巻という短い巻数の中で驚くくらい物語が展開し、そして怒涛の勢いで終盤に見事に収束していきます。物語の理解に対する敷居は高いので、何も考えずに読むとワケがわからなくなると思います。しっかりと理解した上で読み進めると後半の展開にはゾッワゾワきて鳥肌全開状態に。
たった2巻で詰め込んだ感も無くここまで出来るすごい構成力に圧倒されました。絵柄も昭和レトロさな雰囲気たっぷりで、それがまたミステリアスでいて官能的な作風を強調していて素晴らしかったです。
タチバナ9位:外天楼

作者:石黒正数
巻数:1巻完結
ジャンル:ミステリー/サスペンス/コメディ
ひとこと:「それでも町は廻っている」の石黒正数さんの短編マンガどんな漫画?
外天楼と呼ばれる建物にまつわるヘンな人々。エロ本を探す少年がいて、宇宙刑事がいて、ロボットがいて、殺人事件が起こって……?謎を秘めた姉弟を追い、刑事・桜場冴子は自分勝手な捜査を開始する。“迷”推理が解き明かすのは、外天楼に隠された驚愕の真実……!?奇妙にねじれて、愉快に切ない――石黒正数が描く不思議系ミステリー。
ちょこっと感想
作品の構成が凄まじい1冊。オムニバス形式の短編ストーリーが全て繋がっていく展開は衝撃でした。序盤、中盤、終盤のテイストが全部違ってコメディありきで本格的なSFサスペンスが楽しめます。さらにホラーめいた部分もありかなりの読み応えがありました。何気ない短編集のつもりで読んでみてください。

タチバナ8位:走馬灯株式会社

作者:菅原敬太
巻数:10巻完結
ジャンル:ミステリー/サスペンス/人間ドラマ
ウンチク:2012年に主演香椎由宇でTVドラマ化どんな漫画?
走馬灯株式会社。それは、自分の視点で記録された人生を観ることができる、不思議な会社。妻と子を失った男性、集団自殺希望の若者3人組、様々な人々が迷いこみDVDを観始めると、そこには、今まで知らなかった過去の真実、心の奥底にしまいこんだはずの秘密が。全てを観た後、彼らは…?新鋭漫画家が贈る極上ミステリー。
ちょこっと感想
設定が秀逸!昔あったアニメ番組「週刊ストーリーランド」のような内容で、自分の人生がビデオ鑑賞できるというもの。さらに関わりさえあれば他人の人生もみれてしまうんです。世にも奇妙な物語にもありそうな設定で、
自分や他人の人生を覗いた時に見えてしまう「真実」の瞬間は恐ろしくもあり不気味で気味の悪い感覚を覚えました。大体が2話程度にまとまったオムニバス形式で、テンポ良くサクサク読めるのも嬉しい。

タチバナ7位:預言者ピッピ

作者:地下沢中也
巻数:現在2巻
ジャンル:SF/ミステリー/サスペンス
ひとこと:2007年に1巻、2011年に2巻、3巻ドコ・・・どんな漫画?
「ピッピ」はヒューマノイド型スーパー・コンピュータ。地震を予知し、災害を回避するために開発されたロボットだ。親友・タミオとともに「成長」していくピッピは、しかしある衝撃的な事件をきっかけに自ら活動を停止してしまう。そして再び目覚めた彼の口から語られた、畏るべき預言とは──。
ちょこっと感想
人類の未来のすべてを計算してしまったロボットと人類のSFサスペンスストーリー。話の展開が凄まじくて、まったく予想できない内容にめちゃくちゃ引き込まれます。描写や言葉のセンスも読んでいてゾワゾワさせられるので読み応え抜群。まだ完結していないので評価は下せないかもしれないけど、次の巻が出るのが待ち遠しくて仕方ない。

タチバナ6位:幽麗塔

作者:乃木坂太郎
巻数:9巻完結
ジャンル:ミステリー/サスペンス
ウンチク:2014年センス・オブ・ジェンダー大賞受賞どんな漫画?
時は昭和29年、舞台は神戸。ニートの天野は、幽霊塔と呼ばれる時計塔で、白い何者かに襲われ死の寸前、謎の美青年・テツオに救われる。テツオは曰く「幽霊塔の財宝探しを手伝えば、金も名誉も手に入る」しかしテツオの正体は、男を装う女であり、その名も偽名であった・・・。
ちょこっと感想
小説を読んでいるような本格的な猟奇的サスペンスで、昭和前半の空気感と、この時代特有のおどろおどろしさ、ほんのり漂うエロス。そして迫りくる謎。それらが丁寧に表現されていてめちゃくちゃ引き込まれました。色んな謎や秘密や目的も、全てに予測できない展開で毎話毎話ドキドキした気持ちで読めると思います。全9巻でスッキリ纏まっているのも素晴らしい。

タチバナ5位:刻刻

作者:堀尾省太
巻数:8巻完結
ジャンル:SF/ミステリー/サスペンス
ウンチク:2018年TVアニメ化どんな漫画?
佑河樹里は失業中の28歳。家では父・貴文と兄・翼、じいさん三代のダメ男がヒマを持て余している。ある日、甥・真が翼とともに誘拐される。身の代金を渡す期限に間に合わなくなった時、じいさんは佑河家に代々伝わるという「止界術」を使い、世界を”止めた”。 だがあり得ないことに、救出に向かった先で樹里たちは自分たちの以外の”動く”人間に襲撃される。そしてパニックの中、異形の存在「管理人」が現れ…。
ちょこっと感想
表紙からは想像もつかない笑えるシーンがあったりと内容は深刻になりすぎず、しかし常に緊張感のある展開で読ませてくる作品でした。
時を止めるという世界の中で、謎を紐解いて行き真相に近づいていくゾクゾク感はたまりません。最初は少しとっつきにくさもありましたが、先の読めないストーリーにどんどん引き込まれていくと思います。

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刻刻の1巻を無料で読むことができます。
4位:LIAR GAME

作者: 甲斐谷忍
巻数:19巻完結
ジャンル:ギャンブル/ミステリー/サスペンス
ウンチク:2007年に戸田恵梨香と松田翔太でTVドラマ化どんな漫画?
ある日突然送られてきた小包。その中には「おめでとうございます。あなたは10万分の1の確率をくぐりぬけ、ライアーゲームにエントリーされました」という手紙と、現金1億円が同封されていた。それがライアーゲームのスタートだった。30日後のゲーム終了日に、自分の所持金1億円を返還する。ルールはそれだけ。首尾よく対戦相手の所持金を奪うことのできた勝者は1億円を手にし、敗者は1億円の負債を背負う…。誰を信用すべきなのか、誰を信用してはいけないのか…。大金を前に揺れ動く、人間心理を描破した問題作!
ちょこっと感想
おそらくドラマや映画の方が知名度が高いと思われますが、原作の漫画も素晴らしいんです。超高度な頭脳戦、心理戦のバトルは毎回手に汗握るレベルの高いものでした。毎回どんでん返しや、騙し合い、二転三転する展開は読み応えたっぷり。
毎回のように独創的な勝ち方を編み出して、敵を嵌める自然なストーリーには脱帽します。ハッタリや秘策に鳥肌が立ちまくるんです。

タチバナ3位:All You Need is Kill

原作:竹内良輔、作画:小畑健
巻数:2巻完結
ジャンル:SF/バトル/サスペンス
ウンチク:2014年にトム・クルーズ主演で実写映画化どんな漫画?
人類は今、かつてない戦争をしている。敵は「ギタイ」と呼ばれる化物。ジャパンの南方、コトイウシ島で繰り返される戦闘。初年兵であるキリヤ・ケイジと戦場の牝犬と呼ばれるリタ・ヴラタスキは、まだ見ぬ明日を求める戦いに身を投じていく――。
ちょこっと感想
戦場でのボーイミーツガールから2人に突きつけられた運命、そしてラストの衝撃の展開。伏線をしっかり拾っている構成力のある作品なので読み返すとよく出来てるなぁと感心します。小畑健氏の圧倒的な画力も相まって素晴らしい作品に仕上がってます。

タチバナ2位:僕だけがいない街

作者:三部けい
巻数:9巻完結
ジャンル:SF/ミステリー/サスペンス
ウンチク:2016年にTVアニメ化どんな漫画?
毎日を懊悩して暮らす青年漫画家の藤沼。ただ彼には、彼にしか起きない特別な症状を持ち合わせていた。それは…時間が巻き戻るということ。この現象、藤沼にもたらすものは輝く未来?それとも…。
ちょこっと感想
アニメ化もされて話題になった純度の高いサスペンスマンガ。展開に緩急があって緊張感もあって、タイムリープする設定と過去の事件が複雑に絡み合って進む先の読めない展開にはどんどん引き込まれました。純文学、SF、ミステリー、アクションなど色々な要素が混じりあってこの巻数にすっきり収まっています。
運命に贖う主人公の結末が気になって仕方ないんです。そして最後にわかるタイトルの意味。震えます。
タチバナ1位:DEATH NOTE

原案:大場つぐみ、作画:小畑健
巻数:12巻完結
ジャンル:ファンタジー/ミステリー/サスペンス
ウンチク:累計発行部数は3000万部を突破どんな漫画?
名前を書いた人間を死なせることができるという死神のノート「デスノート」を使って犯罪者を抹殺し、理想の世界を作り上げようとする夜神月と、世界一の名探偵・Lたちによる頭脳戦を描く。
ちょこっと感想
もはや説明不要の大人気マンガ。累計発行部数は3000万部を突破し、映画、アニメ、小説、ミュージカル、ドラマなど幅広いメディア展開を見せた名作中の名作。海外にも大人気で、「キラ」と名乗る模倣犯が実際に犯罪を起こしたり、ロシアでは「子供に死への興味を煽る」と発禁運動が起こったりと社会にまで影響を及ぼした凄まじい作品。斬新な設定と見応えのある頭脳戦は本当にワクワクしました。

タチバナ・ハラハラドキドキ!おすすめのミステリー・サスペンス漫画ランキングBEST10!
日常系の漫画おすすめランキングベスト10!
10位:僕らはみんな河合荘

作者:宮原るり
巻数:11巻完結
ジャンル:ラブコメ/青春
ウンチク:2014年にTVアニメ化どんな漫画?
高校一年男子の主人公、宇佐。親の転勤により今時珍しいまかない付き下宿「河合荘」で念願の一人暮らしをすることになった。河合荘では憧れの先輩、葎も住んでいて、楽しい高校生活が始まるかと思いきや!?ことごとく「残念な」一面を持つほかの住人たちに囲まれ、振り回される毎日!果たして理想の高校生活は送れるのか…!?
ちょこっと感想
下宿先で一人暮らしすることになった男子高校生と、その下宿先の人々との交流を描いたほのぼの日常&恋愛漫画といった感じ。作者が女性なので少女漫画よりな作風。
下ネタも満載で、ギャグ要素もあるので笑いながらほのぼのした日常に癒やされると思います。そしてニヤニヤできる恋愛要素もあり雰囲気が素晴らしいです。不快なネタやストーリーもないので気楽に読み進めることができます。

タチバナ9位:喰う寝るふたり 住むふたり

作者:日暮キノコ
巻数:5巻完結
ジャンル:ラブコメ/同棲
ウンチク:2014年にNHKでドラマ化どんな漫画?
町田りつ子と野々山修一は交際10年、同棲生活8年目。恋人以上、夫婦未満の三十路直前カップル。そんなふたりに起こるちょっとした日常を男女両方の視点から描いた恋愛ザッピングストーリー。
ちょこっと感想
恋愛漫画ではお決まりの出会いや告白などを全部すっ飛ばして、同棲8年目の男女を題材にしたちょっと珍しい漫画。かと言って、夫婦でもないのでこの微妙な関係性の2人の日常がかなりリアルで面白いです。さらに、男女2人の視点をそれぞれの主観から描いていて、それぞれその時どう思っていたかどう感じたかを読み取れるような構成でこれまた新鮮で斬新。つまり主人公が2人なんですよね。基本は1話毎に主人公が入れ替わる感じ。本当に三十路前のカップルの日常感が出ていてほっこりした作品でした。

タチバナ8位:ママはテンパリスト

作者:東村アキコ
巻数:4巻完結
ジャンル:エッセイ/育児
キャッチコピー:「すいません 育児ナメてました」どんな漫画?
革命的面白さの、新世代育児エッセイ!漫画連載を多数かかえる作者は、初育児に毎日テンパりまくり!息子ごっちゃんの、予想を裏切る驚愕リアクションの数々…。そのデンジャーな魅力に、やみつきになる事間違いなし!
ちょこっと感想
作者東村アキコさんの育児の日々を描いたまったく説教臭くない笑える育児漫画。子供のワケのわからない謎な行動を描いて、それを独自の視点から分析している様が非常に面白い。やっぱりこの作者は凄いセンスを持っておられるなぁと感心します。ごっちゃんの可愛い行動、あほな行動に癒やされること間違いなし。

タチバナ7位:からかい上手の高木さん

作者:山本崇一朗
巻数:現在10巻
ジャンル:ラブコメ/青春
ウンチク:2018年にTVアニメ化どんな漫画?
中学校の同級生同士である西片と高木さんのやりとりを描くラブコメディ。高木さんが西片をからかい、西片は高木さんに仕返しをしようとするが、高木さんはそれを上手く躱してしまう、という2人の関係性を軸に西片の視点から描かれている。
ちょこっと感想
ゆる~い感じの中学生の男女の日常青春物語。1話完結で読みやすく、毎回この2人だけで話が完結していて他のキャラクターがほぼ入ってこないんです。いじられ易い純粋な男の子と、その男の子が気になる女の子。どちらも憎めない可愛さがあって、
ほっこりと懐かしさを感じながら読むことができます。
タチバナ6位:のんのんびより

作者:あっと
巻数:現在13巻
ジャンル:萌え/日常/コメディ
ウンチク:2013年にTVアニメ化どんな漫画?
両親の仕事の都合で東京から引っ越してきた一条蛍は、小中併設校の「旭丘分校」に転入することになる。しかし、そこは自分を含めて全校生徒がわずか5人の学校だった。道路には「牛横断注意」の標識があり、バスは5時間に1本しか来ないほどの田舎での、一条蛍、宮内れんげ、越谷夏海、越谷小鞠、越谷卓ら分校生徒の日々の光景を描く。
ちょこっと感想
山に囲まれたのどかな田舎を舞台に、そこでスローライフな日常を送る少女たちを描いた作品。
のほほんとした空気感は日常系好きな人にはたまらないと思います。とにかくこの漫画の田舎の空気感、そしてそれを助長させる背景美術が素晴らしい。

タチバナ5位:干物妹!うまるちゃん

作者:サンカクヘッド
巻数:12巻完結
ジャンル:萌え/日常/コメディ
ウンチク:2015年にTVアニメ化どんな漫画?
外では才色兼備で完璧だが家ではグータラに過ごす女子高生うまると、その兄タイヘイの日常を綴ったギャグ漫画。
ちょこっと感想
外では完璧超人なんだけど、家ではゴロゴロ過ごすうまるちゃんの日常にめちゃくちゃ癒やされる。兄や他の女の子との掛け合いも面白くて笑えて和みます。
デフォルメされた姿はゆるキャラのようで、その愛くるしさにニヤニヤが止まらなくなる作品。アニメよりも漫画のほうが個人的には可愛く見えました。

タチバナ4位:働かないふたり

作者:吉田覚
巻数:現在15巻
ジャンル:日常/コメディ
ウンチク:もともとは作者のブログに掲載されていた作品どんな漫画?
対人恐怖症の妹・春子と、社交的で「エニート」な兄・守。対照的な性格だが、ふたりとも働いていない。そんなニート兄妹と家族や友人、お隣さんたちとの日常を描く。
ちょこっと感想
ニートの兄妹が一日中家の中でグータラしている様子を描いたほのぼの漫画。極めて狭い行動範囲の中で、ひたすらどうでも良いことで盛り上がるくだらなさ。それがめちゃくちゃゆるくて面白くてクセになる。働かないニートを題材にしているにも関わらずまったく悲壮感が感じられないのもグッド。ショートストーリーになってるので気軽に読める上に展開もしっかりしているので飽きずに読み続けられます。

タチバナ
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働かないふたりは全巻無料で読み進めることができます。
3位:それでも町は廻っている

作者:石黒正数
巻数:16巻完結
ジャンル:日常/コメディ
ウンチク:2013年文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞どんな漫画?
人情あふれる丸子商店に存在するメイド喫茶(カフェではない)「シーサイド」。ありふれた町のちょっとおかしなメイド喫茶を舞台に繰り広げられるドタバタ活劇。
ちょこっと感想
メイド喫茶で働く女子高生を中心にドタバタとした騒動を描く日常漫画。たまにミステリーだったりSFだったりと日常以外のスパイスも効いていてこれがまた面白い。クスっと笑えるギャグも豊富で笑える漫画としても評価は高いですね。
アニメではたまにありますが、漫画では珍しい時系列バラバラ系。1年生の話の次の話が3年生だったりする。パズルを完成させるように時系列が繋がる快感もたまらない。構成が上手いんですよね。読めば読むほど味がでるスルメのような作品です。

タチバナ2位:ばらかもん

作者:ヨシノサツキ
巻数:18巻完結
ジャンル:日常/人間ドラマ
ウンチク:2014年にTVアニメ化どんな漫画?
とある島に移住生活をすることになった若きイケメン書道家・半田清舟。都会暮らししかしたことのないそのぼっちゃん先生が、トラクターで公道をドライブ、自分のうちが中学生のたまり場になる、知人が玄関から入ってくれない…などの困難に立ち向かう、ほのぼのアイランドコメディ!!
ちょこっと感想
主人公が「人間として欠けている部分」を見つけるべく、島に移住し、戸惑いながらも島民の温かさに触れて成長していく物語。島の美しさや、個性的なキャラクター、田舎の面白エピソードなど舞台の魅力が存分に楽しめる作品。キャラもイキイキしていてしっかりと血の通った人間が描かれているのが素敵でした。

タチバナ1位:よつばと

作者:あずまきよひこ
巻数:現在14巻
ジャンル:日常/ホームドラマ
キャッチコピー:「いつでも今日が、いちばん楽しい日。」どんな漫画?
夏休みの前日、とある町に強烈に元気な女の子「よつば」と、「とーちゃん」親子が引っ越してきた。遠い海の向こうの島から来た不思議な女の子。「よつば」(6歳)に振り回される周りの人達の日常を描いたハートフルコメディー。
ちょこっと感想
可愛いよつばの魅力はちょっと言葉では表現できない何かがある。
大人が忘れている何かを思い出させてくれるような淡々とした何気ない日常に最高に癒されほっこりします。ほっこりしすぎてその温かさに涙が出る感じ。ほのぼの日常系漫画では最高のできだと思う。ホントに心が温まる漫画なんですよ!ただの日常を描いてるだけなのになんでこんなに面白いんだろうというくらい響いてきます。

タチバナ・読んでほっこり癒される!おすすめの日常系漫画ランキングBEST10!
4コマ漫画おすすめランキングベスト10!
10位:トモちゃんは女の子!

作者:柳田史太
巻数:現在7巻
ジャンル:4コマ/日常/ラブコメ
ウンチク:2016年「次にくるマンガ大賞」でWEBマンガ部門第1位どんな漫画?
好きな男子に”女の子”として見られたい!ボーイッシュな女子高生・相沢智は、幼なじみの久保田淳一郎に恋してる。だけど二人の関係は大親友で、トモはジュンに全く女扱いされてない……!ボーイッシュ女子学園ラブコメ4コマ!
ちょこっと感想
男女幼馴染系で、恋愛感情のない男と恋愛感情ありありの女の子の些細な日常が描かれています。お互い好意を向け合ってはいるものの、ベクトルが違うので噛み合いそうで噛み合わない関係にモヤモヤニヤニヤします。
ボーイッシュな見た目なんだけど、中身は乙女のヒロインが可愛いんです!4コマ漫画らしいゆる~い感じで読みやすさも抜群。

タチバナ9位:らいか・デイズ

作者:むんこ
巻数:現在25巻
ジャンル:4コマ/日常/ラブコメ
ウンチク:10年以上支持され続けている4コマ漫画どんな漫画?
天才スーパー小学生である純情少女春菜来華と彼女を取り巻く人達の、日常生活を描いたコメディー作品。「サザエさん」同様、登場人物は年をとらなく、主人公やその同級生はいつも小学校6年生という設定で連載が続いている。
ちょこっと感想
天才小学生とその周りの人々の日常を描いた作品。天才なんだけど子供らしさもあって抜けてるところもあって、ちゃんと等身大の女の子が描かれていて見ていて癒やされます。
ひたすらに幸せなストーリーなので、登場人物がたまらなく愛おしくなってそして可笑しくて笑えます。派手さは無いんだけど、気楽に気軽にクスっと笑える漫画ですね。4コマとしての完成度はかなり高いと思います。

タチバナ8位:キルミーベイベー

作者:カヅホ
巻数:現在10巻
ジャンル:4コマ/コメディ
ウンチク:2012年にTVアニメ化どんな漫画?
ごく普通に学校に通う殺し屋の少女・ソーニャとその友人・折部やすなが繰り広げる、コミカルで少しバイオレンスな日常を描く。キャラクター数は4人と非常に少なく、基本的に主人公のやすなとソーニャの掛け合いだけで話が展開されていく。
ちょこっと感想
ちょっとバイオレンスな日常系漫才ギャグ漫画。ホントに漫才のようにボケとツッコミを前面に押し出して、ありがちな萌えやお色気に走らずに徹底的にギャグをやってるのがとても好印象。自由度の高い世界観での漫才ギャグはドタバタ感もありテンポが良くて爽快。

タチバナ7位:月刊少女野崎くん

作者:椿いづみ
巻数:現在10巻
ジャンル:4コマ/コメディ
ウンチク:2014年にTVアニメ化どんな漫画?
無骨な男子高校生「野崎梅太郎」。彼に恋をした女子高生「佐倉千代」は勇気を振り絞って告白するものの、何故か恋人ではなく少女漫画家のアシスタントになったのでした…。男子高校生でありながら人気少女漫画家でもある野崎くんの日常を描く、少女漫画家男子コメディー。
ちょこっと感想
少女漫画家の作者さんなので、今までの4コマ漫画作品と少しテイストが違って新鮮。ヒロインは健気でひたすらいい子で主人公やその他キャラにも一切不快感がない。そんな魅力的なキャラ達が織りなす日常コメディがたまらなく心地良い。ボケとツッコミのテンポも良くて、漫画家やその関係者の苦労を上手いことギャグにしているのは見事だと思う。

タチバナ6位:スケッチブック

作者:小箱とたん
巻数:現在13巻
ジャンル:4コマ/学園
ウンチク:最も古い「萌え4コマ漫画」どんな漫画?
高校に入学した梶原空はどのクラブに入るか迷っていたが、見学に行った美術部に半ば無理やり入部させられてしまう。大宰府市を舞台に、個性的な美術部員たちの時にまったり、時にドタバタする日常を描いている。
ちょこっと感想
スローな美術部での日常を描いた癒し系4コマ漫画。
ただただ、かわいい子たちがのんびりまったり、時にドタバタと楽しんでいる様子が描かれているだけなので好き嫌いはありそう。でも4コマ漫画ってそういうものだと思うので、このほのぼのしたなんとも言えない脱力感のある作風はたまりません。肩の力を抜いてリラックスしてまったりと安らげるような安心感のある微笑ましい作品です。

タチバナ5位:生徒会役員共

作者:氏家ト全
巻数:現在16巻
ジャンル:4コマ/学園/コメディ
ウンチク:2014年にTVアニメ化どんな漫画?
男子生徒28人、女子生徒524人という桜才学園の生徒会を舞台に繰り広げられる、8割下ネタの4コマギャグ漫画。
ちょこっと感想
ひたすら下ネタが続くギャグ4コマ漫画。しかもそれを言うのは全部女の子。そこまで露骨でもなく下品でもないので不快感もないしクスっと笑える感じ。それらが4コマならではのテンポの良さで学園を舞台に繰り広げられています。少年誌的にもかなりギリギリ、もしくはアウトなワードの数々で狂ったキャラたちのワチャワチャ感が楽しめるんです。

タチバナ4位:ふうらい姉妹

作者:長崎ライチ
巻数:4巻完結
ジャンル:4コマ/ギャグ
ウンチク:長崎ライチは姉(原作担当)と妹(作画担当)の姉妹ユニットどんな漫画?
美人だが感覚が常識からズレている姉・山本れい子と、しっかり者に見えるが感覚がズレている妹・山本しおりのおかしな日常を描いたギャグ漫画。姉の天然ボケに対して妹がツッコミを入れるやりとりが繰り広げられるが、その妹も姉に似て天然ボケの気があり、周囲に波紋をもたらす。
ちょこっと感想
劇画タッチでシュールなギャグを描いた笑える4コマ漫画。2人姉妹がツッコミ不在でボケ倒し、独特の絵柄からそこはかとなく哀愁の漂う作品です。
ゆる~い内容だけど、日常生活で感じる疑問の着眼点が鋭く、斬新なネタが多くて感心します。4コマなのに難しい構図や細かい服の描写などかなり手が込んでいるのも好印象。たまにツッコミ役にまわる姉妹だったりするのでオチのバリエーションも豊富で、4巻というちょうどいい巻数で締めたのも良かった。

タチバナ3位:ひだまりスケッチ

作者:蒼樹うめ
巻数:現在9巻
ジャンル:4コマ/学園
ウンチク:TVアニメは4期に渡って放送。全56話どんな漫画?
憧れのやまぶき高校美術科に合格したゆの。自宅から距離があるため、学校の門前にあるアパート「ひだまり荘」に入居することになった。隣室に住む同級生の宮子、階下に住む上級生のヒロや沙英、そして新入生の乃莉となずなとともに6人が巻き起こす楽しくにぎやかな日々を描いた4コマ漫画。
ちょこっと感想
ほんわかと温かみのある日常4コマ漫画。美術系高校と、ひだまり荘という下宿先の2つの舞台設定があり、これらが程よく混ざり合って色んな日常風景が表現されている点がポイント。
オーソドックスな学園生活の様子と、下宿先の住人との様子にまったりと浸れます。サザエさん方式ではなく、着々と時間が流れているので進路のことなどにも意識した話があったりとストーリー性も抜群。

タチバナ2位:WORKING!!

作者:高津カリノ
巻数:13巻完結
ジャンル:4コマ/コメディ
ウンチク:TVアニメは3期に渡って放送。全40話どんな漫画?
北海道某所に存在するファミリーレストラン「ワグナリア」で働く、個性豊かすぎる店員さんたちが織り成すお仕事4コマ!今日の犠牲者は誰でしょう。
ちょこっと感想
店員のほとんどが常識はずれの人で構成されている愉快なファミレスが舞台。普通では考えられないことが通用したり起こったりと、独特な世界観で独自性の強いギャグが満載でめちゃくちゃ面白い。キャラの個性で勝負した作品といった感じですね。それくらいキャラクターの扱いが上手でモブキャラがいないところがスゴイ。そんな中で起こる人間模様が面白いのでついつい先へ先へと読み進めてしまう漫画です。

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1位:濃縮メロンコリニスタ

作者:ニャロメロン
巻数:1巻完結
ジャンル:4コマ/ギャグ
ウンチク:作者のWEBサイト上での掲載から人気が爆発どんな漫画?
ネットで絶大な人気を誇る「週刊メロンコリニスタ」がついに書籍化!著者ホームページでの掲載を著者自ら厳選し、さらに加筆修正や編集を加え、単行本でしか読めない描きおろしも多数収録!約200ページボリュームで面白さをギュギュッと搾ってお届けする腹筋崩壊間違い無しの一冊!
ちょこっと感想
WEBマンガとしてかなり有名で、他の追随を許さない独創性を持ったシュールなギャグ漫画。よくわからない形のキャラクターの時点でもう面白い。そしてそのキャラクターたちが織りなす理不尽な展開はクスリと笑えるものからツボにハマるとゲラゲラ笑えるものまで、色々なタイプの笑いが提供されています。
他と決定的に違うのが、各4コマのタイトルが最後に書かれているんですよね。これがオチに使われていたりとタイトルまで楽しめる作品です。
タチバナ・テンポ良く気軽に読める!おすすめの面白い4コマ漫画ランキングBEST10!
歴史漫画おすすめランキングベスト10!
10位:信長

原案:工藤かずや、漫画:池上遼一
巻数:8巻完結
ジャンル:歴史/戦国
ウンチク:「日本史を楽しく通史するマンガ15選」に選ばれているどんな漫画?
「尾張国のうつけ」として知られる織田信長は、桶狭間の戦いで駿河国の今川義元を斃して、華々しく歴史の表舞台に登場した。信長は足利義昭、浅井長政、武田勝頼、石山本願寺率いる一向一揆などの敵対勢力と死闘を繰り広げながら、羽柴秀吉、明智光秀らの部将とともに知略を尽くして天下布武に向けて邁進していく。
ちょこっと感想
戦国時代や織田信長が好きな人にはめちゃくちゃオススメ!
基本に忠実な信長作品で、短気な勝家、機転の利く秀吉、マジメな秀光などイメージ通りに描かれています。そしてとにかく信長がカッコイイ。画力も高く、冷静かつ激情家の信長と抜群の相性でした。信長を主人公にした漫画はたくさんあるけど個人的にはその中ではNo1です。

タチバナ9位:壬生義士伝

原案:浅田次郎、漫画:ながやす巧
巻数:現在8巻
ジャンル:歴史/新選組
ウンチク:原作は小説どんな漫画?
義とは何か、愛とは何か──。「鬼」「人斬り」と畏れられ、新選組で一番強かったと言われた男・吉村貫一郎──。愛する者のために守銭奴と罵られ、愛する者のために人を斬り続けた武士の生涯が今、語られる…!浅田次郎&ながやす巧の両巨匠が贈る、魂を震わす新たな「新選組」伝説!!
ちょこっと感想
幕末漫画は数あれど、中でもこの吉村という一人に焦点を絞って描かれているのはこれだけじゃないかな。
ストーリーとしては自叙伝と言ってもいいくらい文献に残っている通りに話が進むので「楽しむ」と同時に「知る」ことができます。画力も素晴らしくもの凄い迫力で伝わってきて手に汗握ります。幕末モノを楽しみたい人にとっては、その抜群の画力と綿密な舞台設定から繰り広げられる、吉村貫一郎の壮絶な人生叙事詩に満足できる作品ではないかと思います。

タチバナ8位:ドリフターズ

作者:平野耕太
巻数:現在6巻
ジャンル:歴史/異世界/バトル
ウンチク:2016年にTVアニメ化どんな漫画?
西暦1600年の日本、関ヶ原の戦いの最中、敗走する島津軍の殿軍を務めた島津豊久は、追撃に来た敵将井伊直政に手傷を負わせるも、首を取れずに逃げられてしまう。死に花を咲かせられずに、重傷を負って失意のままに山中を放浪していた豊久は突如異界へ流れ着く。
ちょこっと感想
歴史上の人物を作者の好みで選んで最強軍団を作るというちょっとぶっ飛んだファンタジー作品。歴史とRPGが融合したような内容は新鮮で面白くてめちゃくちゃアツイです。主人公は島津豊久で、能力とかではなくしっかりと知恵や思考を仲間とだしあって戦略的に国盗りしていく様が描かれています。味方は織田信長や那須与一、ハンニバルなど。敵はジャンヌダルクや土方歳三など、とにかくカオス!力強く迫力に満ちた絵なので、内容と相まってかなり読み応えがあります。

タチバナ7位:へうげもの

作者:山田芳裕
巻数:25巻完結
ジャンル:歴史/戦国
ウンチク:第14回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞作どんな漫画?
戦国時代、織田信長、豊臣秀吉に仕えた戦国武将・古田織部を主人公として描いた歴史漫画作品。これは「出世」と「物」、2つの【欲】の間で日々葛藤と悶絶を繰り返す戦国武将・古田織部の物語である。
ちょこっと感想
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、三人の天下人につかえた古田織部(左介)を主人公とした作品。戦国時代を「茶」の視点から見た斬新な作品でチョイスがめちゃくちゃ渋い!
乱世の時代ゆえに軍事的な視点で見ることが多い時代だけど、それを芸術の視点から眺めることで中々見られない文化的な戦国時代を見ることができる面白い漫画です。地味な視点だなと思うかもしれませんが天下が大きく動く時代だからこそ、芸術の力は侮れない力を持っていたんだなと思わされました。

タチバナ6位:シグルイ

原案:南條範夫、作画:山口貴由
巻数:15巻完結
ジャンル:歴史/江戸/バトル
ウンチク:TVアニメは残虐描写があるのでR-15指定どんな漫画?
江戸時代初頭、天下の法に反して駿河城内で挙行された真剣御前試合で対峙したのは、幾多の因果の果てに対峙する片腕の若武者と盲目の天才剣士、この二人の対決を描いた話。
ちょこっと感想
江戸時代初期のダブル主人公のサムライを描いた作品。
江戸時代の主君に家臣が尽くす封建社会の様子が事細かに描かれていて、当時の時代の緊迫感や残酷さがめちゃくちゃ伝わってきます。特に戦闘描写はグロありきでかなり過激。無駄な引き伸ばしが一切なく緊張感が半端ないです。残酷無残時代劇と言われているように、心温まるような話はほぼ無いし、感動もありません。まさに狂気に満ちた人間たちによる独特な世界観は一見の価値あり。

タチバナ5位:バジリスク~甲賀忍法帖~

作者:せがわまさき
巻数:5巻完結
ジャンル:歴史/ファンタジー/バトル
ウンチク:2005年にTVアニメ化どんな漫画?
江戸の世、天下人・徳川家康は甲賀と伊賀という忍法の二大宗家を相争わせ、十人対十人の忍法殺戮合戦の結果どちらが生き残るかによって、三代将軍の世継ぎ問題を解決させることにした。だが憎み合う両家にあってそれぞれの跡取り、甲賀弦之介と伊賀の朧は深く愛し合っていた――。時代に翻弄される忍術使いたちのあまりにも過酷な運命の幕が上がる!!
ちょこっと感想
甲賀と伊賀の忍術合戦を描いた作品。同じ忍でもそれぞれに違った信念があってドラマがあって、それらが圧倒的なスピード感と緊迫感を持って5巻で完結してました。
戦いの中で禁断の恋という要素があったりとドラマとしての見応えが半端ないです。忍者を題材にした漫画では一番好きかもしれない。衝撃のラストには絶句しました。

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4位:バガボンド

作者:井上雄彦
巻数:現在37巻
ジャンル:歴史/戦国末期
ウンチク:「バガボンド(vagabond)」は英語で“放浪者”“漂泊者”という意味どんな漫画?
剣豪・宮本武蔵を主人公とし、戦国末期から江戸時代の転換期、剣の時代の終わりがけを舞台にその青春期を描く。巨大な歴史の転換点で、出世の夢が破れた武蔵が剣士として自己を確立しようともがく様、また巌流島で武蔵と決闘したことで有名な佐々木小次郎を筆頭とする、武蔵と関わる複数の武芸者が描かれている。
ちょこっと感想
まず読んだ際にその画力に圧倒されます。ペンではなく筆で書かれている漫画なので、他の作画レベルとは一線を画します。絵画のようなキャラクターたちが縦横無尽に駆け回って、その画力に頼りつつ少ないセリフで魅せてくるそんな作品。宮本武蔵を主人公として、剣の道を極めんと突き進む壮絶なストーリーは緊張感があって迫力満点。圧倒的な画力だからこその表現力は圧巻で読み応えは抜群。

タチバナ3位:センゴク

作者:宮下英樹
巻数:15巻完結
ジャンル:歴史/戦国
ウンチク:新章はまだ連載中どんな漫画?
時は戦国時代、稲葉山城の戦いで美濃・斎藤家臣だった仙石権兵衛秀久は織田信長に捕らえられ、その部下として織田家中に迎え入れられる。合戦に明け暮れる過酷な日々の中で権兵衛は、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康ら戦国時代の英傑たちの下で失敗と挽回を繰り返しながら成長してゆく。
ちょこっと感想
作者がしっかりと資料を調べ上げて史実に基いて描かれた仙石権兵衛秀久という、あまり有名じゃない武将に焦点を置いた漫画。秀吉に仕える人で段々と武将として成長していく姿が描かれています。とにかくこの作品はアツイんです。特に合戦の戦術戦略は見応えがあって、途中で中断することができないくらい引き込まれる面白さがあります。絵のタッチも劇画調でカッコよくて迫力があって、登場人物みんなカッコよすぎるんです。

タチバナ2位:SIDOOH―士道―

作者:髙橋ツトム
巻数:25巻完結
ジャンル:歴史/幕末
ウンチク:「週刊ヤングジャンプ」にて2010年まで連載どんな漫画?
ニッポンが“幕末”と呼ばれる少し前、動乱の世に放たれた二人の兄弟がいた。兄は雪村翔太郎:14歳、弟は雪村源太郎:10歳――たった二人で生きる決意を誓った幼き“侍”に、容赦なく降りかかる時代の混沌、修羅の世界。勝海舟や高杉晋作など実際に幕末に活躍した人物が数多く登場している。
ちょこっと感想
武士道とは何か、忠義とは何かを幕末の殺伐とした雰囲気の中で見事に描ききった美しすぎる作品。史実の流れや偉人のイメージを壊さずに、作者のオリジナル設定と上手く融合させていたのは凄いと思う。幕末という激動の時代背景の中で、武士道や侍の生き様を見苦しいまでに感じられるので、凄まじい没入感を味わえると思います。画力も素晴らしく、時代背景にめちゃくちゃマッチしていました。

タチバナ1位:キングダム

作者:原泰久
巻数:現在53巻
ジャンル:歴史/中国/春秋戦国時代
ウンチク:累計発行部数3600万部突破どんな漫画?
時は紀元前、春秋戦国時代――。いまだ一度も統一されたことのない中国大陸は500年もの動乱期。舞台は戦国七雄の一つ・秦国。身寄りのない少年・信と漂は、今は奴隷のような身なれど、いつか武功をあげて天下一の将軍を目指すことを夢見て修行に励む日々。そんな二人が、偶然、秦国の大臣に出会ったことから運命の歯車が動き出す―――。史上最大、古代中華戦国大河ロマン!
ちょこっと感想
秦の始皇帝が中華統一を目指すお話でとにかくアツイ!流れるように時代が進み登場人物が全員魅力的。長期連載だけどまったくダレることなく最高品質のまま突っ走ってる至高のエンターテイメント作品。
基本的には史実に基いていて、歴史モノ、武将モノ、成り上がりモノが好きな人には絶対に読んでほしいしおすすめできる。見応えのあるドラマが見られると約束します。

タチバナ・どれもこれも激アツ!おすすめの面白い歴史漫画ランキングBEST10!
裏社会・アングラ系漫画おすすめランキングベスト10!
10位:職業・殺し屋。

作者:西川秀明
巻数:15巻完結
ジャンル:裏社会/バトル
ウンチク:「ヤングアニマル」にて2010年まで連載どんな漫画?
「職業・殺し屋。」そのホームページで逆オークションにより殺しの依頼を安く落札し、依頼を実行する殺人集団。主人公である志賀了も、「この世で最も卑しい仕事」職業・殺し屋。の一人である。殺人の快楽を求め、彼らは人を殺め続ける。
ちょこっと感想
人殺しが趣味とも言える集団が主人公たちで、まさに外道と言える悪人を成敗する様がひたすら描かれています。登場人物全員まともじゃなく、ダークな世界を変に取り繕うことなく表現しているので臭さがないんですよね。どう考えても擁護のしようがない悪人が徹底的にやられているのでかなり爽快です。暴力もエロもやりたい放題の漫画になっていて、テンポも良くアクションシーンも軽快なのでお気に入りです。

タチバナ
マンガPark|人気の漫画が毎日更新のマンガアプリ
職業・殺し屋。2話まで無料配信中
9位:バウンスアウト

原作:西条隆男、漫画:東元俊也
巻数:5巻完結
ジャンル:裏社会/バトル
ウンチク:「ヤングマガジン」にて連載どんな漫画?
東京、六本木。すべての欲望が溢れ、乱れ、踊るこの街に、ひとりの不良少年が降り立った。そこで目撃するのは、これまでにない大きな地殻変動。利権を非顕在化し、暴排条例のため地下に潜った“不良”たち。暴力とカネという地下水脈は、警察の目が届かないところで激流となり、少年は否応なく飲み込まれていく――。新しいタイプのアウトローが蠢く現在の“ロッポンギ”を舞台に描く、堂々のネオ・クライム・アクション!!
ちょこっと感想
クラブでの揉め事を解決する人たちのことをバウンサーといい、そのバウンサーになった主人公を描いた作品。
関東連合の事件をモチーフにしたかなりバイオレンスな内容で、ヤクザや半グレなどわらわら出てきます。面白くて先が気になる展開になってるので読みだしたら止まらないです。ハラハラとスリリングな漫画になってます。

タチバナ8位:ザ・ファブル

作者:南勝久
巻数:現在16巻
ジャンル:裏社会/バトル
ウンチク:岡田准一主演で2019年6月に実写映画公開予定どんな漫画?
現代の東京。その伝説的な強さのため、裏社会の人間から「寓話」という意味を持つ「ファブル」と呼ばれる1人の殺し屋がいた。その男は幼いころから「ボス」の指導を受け、数々の標的を仕留めてきた。しかし、彼の正体が暴かれるのを恐れたボスは「1年間大阪に移住し、その間は誰も殺さず一般人として平和に暮らせ」と指示する。こうして彼は「佐藤明」という名前を与えられ、ボスと古くから付き合いのある暴力団「真黒組」の庇護の元、一般人として大阪での生活を始めるのだった。
ちょこっと感想
天才的な殺しの技術を持つ男の物語。ギャグも満載で、かなりアングラな世界観なんだけどめちゃくちゃ笑えます。殺し屋が普通の生活に溶け込んでいく姿が面白いんですよね。だからシリアスと緩急がついてスリリングな展開にグイグイ引き込まれて止まらなくなります。新しい殺し屋像がこの漫画で見ることができると思います。

タチバナ7位:闇金ウシジマくん

作者:真鍋昌平
巻数:現在44巻
ジャンル:裏社会/人間ドラマ
ウンチク:山田孝之主演でTVドラマ化どんな漫画?
丑嶋馨が経営する闇金融「カウカウファイナンス」は、10日5割(トゴ)の超暴利。彼の元に訪れる客は、丑嶋から借金をしたことをきっかけに運命が動き出す。この物語は、そんな「カウカウファイナンス」に訪れる客と、その関係者の様々な人間模様、そして社会の闇を描いたものである。
ちょこっと感想
作者が綿密に取材した上で作られるストーリーはリアリティあって、とにかく話に容赦がない。基本的には後味は最悪なんだけど、リアリティのある恐ろしさにハラハラしてどんどんのめり込んでしまうんです。借金やギャンブル依存症の恐ろしさなどをストレートに伝えてくれるし、極限状態の人間や必死さを鮮明に感じ取ることができる。
アングラな世界の怖さを垣間見れる作品です。
タチバナ6位:嘘喰い

作者:迫稔雄
巻数:49巻完結
ジャンル:ギャンブル/バトル
ウンチク:累計発行部数は535万部以上どんな漫画?
お人好しの青年、梶は、些細なきっかけからギャンブラー、貘と知り合う。獏の狡知と大胆さ、魅力に惹かれて仲間となり、成長していく梶。だが、獏は日本を影から牛耳る闇の賭博組織「賭郎」で命懸けの賭けを楽しみ、「嘘喰い」の通り名で無敗と言われた伝説の博徒だった。
ちょこっと感想
暴力あり、ギャンブルありの博打漫画。伏線がしっかりと散りばめられていて構成力がスゴイと思わされる。
さらにミスリードまで誘わされるので先の読ませない展開と裏社会の緊張感のある雰囲気がハラハラドキドキと楽しめます。
タチバナ5位:土竜の唄

作者:高橋のぼる
巻数:現在60巻
ジャンル:裏社会/人間ドラマ
ウンチク:「週刊ヤングサンデー」にて連載中どんな漫画?
警視庁谷袋署の交番勤務で、警察の問題児である主人公の菊川玲二が、広域暴力団数寄矢会の会長、轟周宝を逮捕するため、モグラ(潜入捜査官)として同会に加入。ヤクザであるがゆえの血生臭い修羅場と、モグラであるがゆえの宿命の渦巻く中で、正義感と悪運を武器に玲二が活躍する姿を描く。
ちょこっと感想
ヤグザ組織に潜入する警察官のお話。ヤグザの裏側を暴いていく過程で、組の中でどんどん信頼される存在になっていきヤクザにはヤクザの事情があってその狭間で揉まれる様子がスリル満点で非常に面白い。サスペンス要素も満載で、絶体絶命の中あの手この手で状況を打破していくのは非常に気持ちいい。かなり長期連載ですが、マンネリを感じさせない展開の連続で常にシビアな話が続いていて飽きない。人間ドラマとしての質は非常に高いと思います。

タチバナ4位:クロサギ

原案:夏原武、作画:黒丸
巻数:20巻完結
ジャンル:裏社会/サスペンス
ウンチク:2006年に山下智久主演でTVドラマ化どんな漫画?
すべては喰うか、喰われるか―― 詐欺に遭った父が起こした一家心中で、ただ独り生き残った青年・黒崎が、詐欺師を騙し返す“クロサギ”となって立ち向かう戦慄サスペンス!!
ちょこっと感想
詐欺師を詐欺にかけるというかなり頭脳戦が繰り広げられるクライム作品。
法律など知識面でも勉強になる上、解説も分かりやすく難しくなりすぎてないところが素晴らしい。手口のリアルな描写や馴染みの薄いアイテムなど見ていて非常に面白くて興味をそそられるんです。社会悪である詐欺師を落とし入れる様は爽快で気分が良いです。

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